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「のだ」の呪い

2013年3月10日

ここ数年、作家の椎名誠さんについて書こうと思いながら結局やめる … という謎の自問自答を繰り返してます。下書きだけでもそれなりの文量に。

埒があかないので少しずつ投稿することにしました。本当は「私的椎名作品ベスト5」を書きたいんですけど、そこまで到達するのにどれだけかかるんだろう。※1

なぜ書けないのか

小学生のころ、はじめて自分の意志で買った「本」が彼のエッセイなんです。1998年までに発行されたものはコンプリートしているので100冊以上になるでしょうか。

彼のことについて書きはじめると半生記になってしまうのだ。

僕を苦しめ続ける「のだ」の呪い

いまサラッと「のだ」を書きましたが、あまりに椎名誠が好きすぎて若いころ(大学生のころまで)書いた文章は明らかにシーナ的だったんです。「○○なのだ」「わしわし」「ぎぎぎぎ」「ヨロコビ」「ショー油」みたいな。

その頃に書いたモノってのは漏れなく黒歴史なわけです。実家の片隅にある「開けてはいけない箱」のなかにギッチリ詰まった「のだ」を大量に含む紙切れ。「まだまだ読書感想文ははじまらない」とか調子こいて書いてるんすよ。

というわけで、「あれは振り返ってはいけないものだ」と急に気恥ずかしくなる大学生のころには、僕の書く文章から「のだ」が消失します。

そろそろ開放してもいいんじゃないか

長く親しんだ文体を捨て、社会で働くようになると文章を書くのはメール中心。試行錯誤しながらブログをコツコツ続けてみても、どうもしっくりこない。

そろそろシーナを開放してもいいんじゃないかコノヤロと濁った目をさらに濁らせながら、目下のところ晩飯をどうするかが最大の問題なのだ。

とシーナ節は難しい。「エイヤッ」って書けるものではない。せめて「のだ」を使うぐらいは許してやってもいいんじゃないか、というのが今回の落としどころだ。※2

※1 この記事を皮切りに椎名誠関連の投稿が増える予定です。こうやって過去を振り返りつつ大人になるのね。もっと早く乗り越えておけばよかった。

※2 「今回の落としどころなのだ」と書こうとしてやめた … 「のだ」の呪いから解放されるのはいつだ。

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かたくなにドッグイア派を貫いてきたのですが、友人が細い透明の付箋を使ってるのを目撃して「うっかり」購入してみました。

ドッグイアはカッコいい

「付箋を貼ると本棚に収まらないことがある」「買うのがもったいない」「なんか飛び出しているのが嫌」など理由はあったし、豪快に角を折るドッグイアがカッコいいって信じてたんです。

それでもせっかく(うっかり)購入したので、付箋を使ってみることにしました。

わかりやすくて満足度も高い

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これ、付箋の接着部が透明だし、付箋そのものが細いので、気になったページだけじゃなくて、気になった行まで残せます。なんで今まで使わなかったのか。

あと沢山の付箋が貼ってあると「読んだな!」という満足度も高い。なにげに重要!

ドッグイアの利点

ドッグイアの利点(?)は、折ってあるから身体的なんですよ。パラパラめくったときに手が止まりやすい。紙の本ならではの魅力でもあります。

という

付箋を使ってる人からすれば今さらなことで感動しておりました。

ブログを書いてる状況

今日から「ブログを書いてる状況」をメモすることにしました。後から読み返したときに「こんな状況で書いていたんだなー」と参考にしたいので。

今日は喫茶店で仕事の合間に書いてます。通勤時に本を読んで付箋を貼りながら「これは便利だな!」と驚いた新鮮な気持ちのまま。

WordPreeeを長いこと愛用しているのですが、まだまだ知らないことや自己流になってしまっているところがあるので読んでみたい。

追記:

書店で購入しました。少し物足りないところありますが「なるほど」と思う箇所もあり満足です。これからWordPressを使ってみたい人にはちょうどいいのかも。

Twitterでフォローしている作者の堀さんが告知されてたので気になっていた本。やっと読んでみました。

堀さんのブログ
堀さんのtwtterアカウント

佐々木さんのブログ
佐々木さんのtwtterアカウント

ここまでiPhoneを使いこなすのスゴイ…というのが正直な感想です。名刺や書籍をデータ化して管理するのは、すぐにでも真似してみたい。

  

今日、良い本を購入しました。
「ふりかけの本」です。

ふりかけの歴史や、ふりかけの現在がビジュアル豊かに
まとめられています。

少しおバカな発言に聞こえますが「ごはん」が大好きなんです。

良いおかずの基準は「ごはんに合うこと」こんな方も、
多いのではないでしょうか?

「ふりかけ」は「ふりかけ」だけでは存在し得ず、
ごはんとセットで成り立つ、なんとも健気な存在です。

炊き立てのご飯が食べたくなる、罪作りな本です。


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