少し古い話ですが、東京大学が設立して130年を迎えたそうです。
http://www.130ut.pr.u-tokyo.ac.jp/index.html
それに伴い、さまざまな書籍が発行されています。東京大学関係の書籍を調べてみると、面白そうなものが出てきますね。今日はその中から、いくつかをご紹介。
東京大学アクション・プランガイドブック 2008
東京大学OBじゃありませんし、関係者でもないのですが、書店で発見して即購入しました。大学にガイドブックがあるのがさすが。写真も豊富で、飲食店情報から様々な方へのインタビューなど、読みごたえあります。これを本棚に置いておけば「東大のOB」を偽れるぞ!
ACADEMIC GROOVE – 東京大学アカデミックグルーヴ
設立130年記念の出版物です。インパクトのある表紙ですね。こちらも読んでみたい。帯に書かれている「学問はわくわくするほどおもしろい!研究者はどきどきするほどかっこいい!」というコピーが最高だ!
東大生たちの「性」
こういう下世話なネタもいいですね。人間「性」からは逃れられません。たとえ東大生であっても。すごく面白そう!
まとめ
やはり天下の「東京大学」です。なかなか素直な気持ちで扱うのが難しいんじゃないでしょうか。どうしても色眼鏡で見てしまうというか。現実にある東京大学や東大生を知れば、少しは公平になれるような気がします。
大河ドラマ「篤姫」からの流れでなんとなくみたNHKスペシャル「沸騰都市」とてもすばらしい内容でした!これは受信料払うのも納得のでき。摩天楼の隙間を縫うような映像には鳥肌が立ちました。
「沸騰都市」というネーミングもいいですね。世界中の熱源(マネー)が狂乱のごとく集まる様は、まさに沸騰。
海のナキール
番組はドバイ開発のキーマン「ナキール社」のトップに密着しながら進みます。かなり大物をブッキング・・・さすがNHKです。従業員にボーナスの明細を手渡すシーンがあるのですが「ゼロが2つ違うんじゃないですか?」と絶句する社員の顔が面白い。いったいいくらなんだ!?
画面は大規模な開発と土地バブルに沸く人々、そしてその裏側を淡々と捉えていきます。
ナキール社が開発する世界最大の人口島(予定の)パーム・ジュベルマリは6兆円規模のプロジェクトと、規格外のスケールです。同規模のプロジェクトが複数平行しているというのですから驚くほかありません。
土地代も人件費も異なるので比較は意味ないかもしれませんがWikipediaによれば第二東名の総事業費が7兆円。関西国際空港の総事業費が1兆5600億円とのこと。ナキール社のスケールたるや。
砂漠にかえる
特集の後半、ナキール社トップが砂漠で祈りを捧げるシーンが映されます。そこで語った「全てを失ったら、砂漠にかえるだけ」という言葉が印象的でした。その熱狂も潔さも、すべてが遠い世界のことのように思えます。
しかし世界は繋がっているのです。ひとつ沸騰する都市があれば、その影響は世界中に及びます。冷え切ってしまう都市もあるでしょう。今後番組では、その辺りの功罪についても触れられそう。次回以降もチェックしたいです。
NHKスペシャル 沸騰都市
http://www.nhk.or.jp/special/onair/city.html
ナキール社
http://www.nakheel.com/
ザ・パーム・ジュメイラ
http://www.thepalm.ae/
実は見かけない、アラブの大富豪 (ヴィレッジブックス新書 12)
アラブの大富豪 (新潮新書 251)