タカハシシステム : 3月 2024

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下津井田之浦から田之浦展望台方面に歩いて「名曲喫茶 時の回廊」脇の階段を登ると鷲羽山東屋展望台に到着する。この展望台からは写真のように瀬戸大橋を見下ろすことができる。


下津井田之浦までは児島駅から下津井循環線というバスで行くことができる。「名曲喫茶 時の回廊」に直接行くならば「WASHU BLUE RESORT 風籠前」で降りてから歩いたほうが近そう(循環バスなのでちょっと遠回りする)。自分は田之浦展望台まで車で送ってもらい、帰りは「大畠漁港前」まで歩いてそこから下津井循環線バスで児島駅に戻った。


田之浦展望台からの景色。下津井は北前船が寄港する港町として栄えたらしい。現在は瀬戸大橋の起点である。風情のある港町は歩いているだけで楽しい。


こんな感じの道を登っていく。ちょっとした散歩感覚で登れるが、舗装はされていないので注意。


いい看板「あずま屋この上」。下津井はタコで有名なので、看板にもタコが描かれてる。


こんな感じで東屋のすぐ下に瀬戸大橋


瀬戸内海の多島美

大阪で小さな船によるクルーズを運行されている『御舟かもめ』さんの朝ごはんつきクルーズに乗ってきました。御舟かもめさんはドボククルーズなどで何度かお世話になったことあるのですが、朝食つきははじめて。

御舟かもめ:https://www.ofune-camome.net/

この船は熊本県で真珠の養殖作業に使われていた小舟を改造したもの。高さのある船だとくぐれない橋の下も通れるらしい。冬でもこたつが用意されているので暖かい。

農園『杉・五兵衛』直送の野菜を使った朝食。おやきが美味しい。お茶もついてます。

杉・五兵衛:https://sugigohei.com/

川から眺める中之島方面のビルが美しい

大阪城が見えるポイントも

高速道路の橋脚がかっこいい

80分のクルーズはあっという間。出張などで大阪方面に出向くことはあるけど、ゆっくり観光するチャンスは少なかったんですよね。今回は時間が取れたので、思い切ってクルーズを予約してみて大正解でした。

2024年3月、再開発中の中野駅南口にナカノサウステラがオープンした。住棟とオフィス棟に分かれて下層に商業施設が入る「最近の駅前」っぽい建物だ。ちなみに東京都住宅供給公社の「中野住宅」跡地である。

ヤマノ中野駅前ビル

周辺ビルの建て替えも進んでおり、南口駅前にある薬局のビル(と認識している人が多いであろう)ヤマノ中野駅前ビルも取り壊されることになったようだ。隣のビルがなくなり側面が露呈されてとてもかっこいい。このビルは1961年(昭和36年)竣工らしい。けっこう歴史がある。

ズームしてみるとこんな感じ

下から眺めるとこんな感じ

横から眺めるとこんな感じ

この板は?

X(旧Twitter)で教えていただいたのだが、これは「捨て型枠」というもので、コンクリートを打設したあと、そのまま埋めてしまう型枠らしい。接していた隣のビルが取り壊されたことにより、埋められていた型枠が見える状態になってしまったのだ。

このビルは?

ビルの名称が「ヤマノ中野駅前ビル」、上階には山野愛子グループのサロンが入っていたこともあり、ヤマノ関連の会社が保有している可能性が高そうだ。

ビルの1階には薬局、そのうえにはいくつかクリニックが入っていた。いわゆる「医療ビル」のような形態。その役割は新しくできたサウステラに譲ることになるのだろう。

山野愛子氏のこと

山野氏は1934年に山野美容講習所(現在の山野美容専門学校)を中野に開設とWikipediaに書かれている。公式サイトには「日本橋蠣殻町に開業した山野美粧院の2階に美容講習所を開設」とあり、どちらが正しいのかは不明。ただ(これもWikipedia情報だが)中野区内にある寺院に、山野氏のお墓があるそうなので、中野はゆかりのある土地なのかもしれない。

山野愛子(Wikipedia)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B1%B1%E9%87%8E%E6%84%9B%E5%AD%90

山野愛子 美道~86年の歩み~
https://www.yamano-hd.com/yamano-aiko/

それにしても、経歴を知ると山野愛子氏の偉大さがわかる・・・。

さいごに

中野駅北口の中野サンプラザもそうだが、どんどん昔の中野を知ることができる建物がなくなっていく。とくに、この建物はサンプラザが竣工する1973年より10年以上も前の建物だ。余計なお世話かもしれないけど、こうやって写真だけでも残しておきたい。


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