タカハシシステム : 10月 2024

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昨日に引き続き、Nikon S7000を持ち出してみた。あらためてズーム機能のあるコンデジの便利さを実感する。なぜ我々はこの素晴らしさを忘れてしまったのだろうか…!


画質はともかくズームできるので街灯にとまる鳩だって撮れる。そりゃフルサイズのカメラに明るい望遠レンズを付けたら鳩の羽まで鮮明に撮れるだろうけどこれはこれで。


思いやりとDIY精神に溢れた椅子。普段なら「写真を撮るほどじゃないかな」と思ってしまうような場面でも気軽にカメラを構えられる。まぁスマートフォンのカメラで撮ればいいんだけど。


美酒爛漫どこまで寄れるかテスト。これは70mm。


200mm。肉眼では見えなかった「日本鉄道&スポーツビジネスカレッジ」の看板も見える。


そして450mm。めちゃくちゃ寄れて最高。


そしてRICOH GR IIIと比較。これはNikon S7000。


これはRICOH GR IIIで撮った写真。モニターで確認して「やっぱりGR全然違うな!」と当たり前のことを思ったが、ブログ用に縮小したら「Nikon S7000も悪くないな!」という気持ちに。しばらくいろいろ撮ってみたい。

オールドコンデジというほど古くないのだが、Nikon S7000で近所を撮影してきた。161gという軽さなのに広角25mm~超望遠500mmまで撮れる便利カメラだ。そしてなにより起動時間が0.99秒と素早い。


解体を待つ旧中野区役所を裏側から撮影。この棟には中野区議会の入口があったので本会議場が入っている建物?モノクロに加工してみたら建物表面の陰影がはっきりしてカッコよくなった。Nikon S7000はちょっと古いコンデジなのでノイズも気になるから、どんどん加工したほうが面白いかもしれない。

すこし余談。20歳のとき父親にNikonのフィルムカメラを買ってもらい、それから長いこと写真を撮ってきたのだが、「作品を撮りたい」というよりも「記録しておきたい」側の使い方をしてきたので、写真をネットにアップすると「作品」として扱われるのが嫌だなーと漠然と思ってた。

さらに、加工すると意図が生まれてより「作品」のように扱われそうで「加工するのは危険!」という心のブレーキがあった。でも、スマートフォンの普及で加工された写真が溢れた世の中になると、加工された写真をアップする行為なんて日常すぎて「作品」とみなすのは難しくなってるんだろうなーと気持ちが楽になった。


工事中の写真を昔っぽく加工して残しておいたら、偽の記憶が刷り込まれて数年後に懐かしさ倍増しそう。というか、もし身近な映像閲覧用のデバイスがスマートフォンじゃなくなる未来がきたら、スマートフォンで撮った写真を懐かしく感じるようになるんだろうな。


やっぱりズームできるのは便利。けっこう遠いところからでも撮影できる。


中野駅からすぐの囲桃園跨線橋から撮影。再開発中のエリアにビルが立ち並んだら大きく雰囲気変わりそうだ。


古そうな看板にズーム。やっぱりこれだけズームできるのは便利。さすがにハイエンドスマートフォンでも500mmまではズームできないし(たとえばiPhone16Proは120mmまで)


南口駅前もロータリーの整備など再開発が進む。


このレンガ風の壁わりと好きなんだけど再開発でなくなってしまうのかな?

ということで、起動が早くてズームできるコンデジを持って散歩するの楽しかったよという話でした。ただ、ひとむかし前ならコンデジを構えて写真撮っている人がいたとしても「趣味かな?」「仕事かな?」と思えたんでしょうけど、いま街中でコンデジを使っている人がいなさすぎて目立つ!

中野ブロードウェイは、1966年に開業した商業施設と集合住宅が入った複合ビル。中野駅北口エリアのシンボル的存在として知られている。開業当初、上階に住居スペースを設けるスタイルは斬新で、青島幸男や沢田研二(ジュリー)が住んでいたことでも有名。漫画やフィギュアなどを扱う専門店「まんだらけ」や数多くのコレクターズショップが集まり、秋葉原とはまた異なる「サブカルの聖地」として名を馳せてきたが、近年は高級腕時計専門店が増え「時計の聖地」という感じになっている。

中野駅から中野サンモールを抜けて中野ブロードウェイに入ると、すぐ左側に中古PCや周辺機器を販売する「ジャンクワールド」があり、そのすこし先に「地下商店街入口」がある。近くにエスカレーターがあるので、実際にこの階段を使う人はあまりいない。観光で訪れた人たちも素通りする。


ここまでちゃんと入口の看板が出迎えてくれるのは嬉しい。コストもかかるしメンテも必要そうだから、いまだったら設置の検討すらされなさそうだけど、こういうディティールが心に引っかかり愛着に繋がってるような気がする。


こちらは西友に直結している別の地下商店街入口。

あまり中野ブロードウェイに馴染みがない人は、古い漫画やフィギュアを扱っている店ばかりの商業施設だと思われているかもしれないが、地下には西友やダイソーも入ってる。八百屋・魚屋・肉屋・靴や鞄の修理屋・いろんな飲食店もあり「地下商店街」という看板に偽りはない。自分も週に1度は買い物にいくので愛着はある。

同じく地下にある「手づくり点心 また明日。」の肉まんと、「チャレンジャー」のクレープ(生クリームアップル)が好きでよく食べてる。チャレンジャーの通路反対側には巨大なソフトクリームで有名な「デイリーチコ」がある。おいしい「うどんや大門」という讃岐うどん屋もある(いつも行列なのでしばらく食べてない)

ちなみに、西友のあるエリアが食品を扱う店が中心の「地下商店街」で、ダイソーのあるエリアはドラッグストアもあり雑貨やファッションの店もある「Petit Paris(プチパリ)」になる。ちょうど、地下商店街とプチパリの境界にチャレンジャーがあるので、食品→ドラッグストアというルートで買い物すると「とりあえずクレープでも食べてくか」というトラップに引っかかる。


閉業した中野サンプラザの和食レストランから撮影した中野ブロードウェイの屋上。住民(もしくは住民の招待)じゃないと入れないので難易度高いのだが、いつか行ってみたい。

こちらも中野サンプラザの和食レストランから撮影した中野ブロードウェイ。かっこよすぎる。

中野サンプラザについて

中野ブロードウェイ(Nakano Broadway)は、東京都中野区にあるショッピングモールで、オタク文化やサブカルチャーの聖地として有名。秋葉原と並ぶ日本のポップカルチャーの中心地の一つで、アニメ、マンガ、フィギュア、アイドルグッズ、レトロゲーム、同人誌などの専門店が多数入居している。

基本情報

所在地: 東京都中野区中野5丁目52-15
最寄り駅: JR中央線・東京メトロ東西線 「中野駅」(北口から徒歩約5分)
開業: 1966年
構造: 地上4階・地下1階の複合ビル(住宅も併設)

特徴

1. オタク文化の聖地

「まんだらけ」をはじめとするアニメ・マンガ・フィギュアの専門店が集結。昭和レトロなおもちゃやトレーディングカード、アイドルグッズも豊富。同人誌やコレクターズアイテムも扱う店舗が多い。

2. 多様なジャンルの専門店

サブカル系以外にも時計店、古本屋、雑貨店、アートギャラリーなど個性的な店舗が並ぶ。地下には生鮮食品を扱うスーパーや飲食店もあり、生活感もある。

3. 独特なレトロ感

1960年代に建てられた建物がそのまま活用されており、昭和の雰囲気が残っている。店舗のレイアウトも入り組んでいて、まるで迷路のような構造。

主な店舗・スポットなど

まんだらけ(本・フィギュア・同人誌の大手)
墓場の画廊(レトロアニメや特撮グッズ)
TACO ché(タコシェ)(アート系・マニア向け書籍)
Bar Zingaro(村上隆プロデュースのカフェ)
Robot Robot(レアな海外フィギュア・玩具)

注意点

・通路が狭く、週末は混雑しやすい
・店舗ごとにルール(撮影禁止など)があるので要確認
・現金のみの店もあるので、少し持っていくと安心


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