タカハシシステム : Nikon S7000 で中野駅近辺を撮影

Nikon S7000 で中野駅近辺を撮影

公開日:2024年10月5日 / 最終更新日:2024年10月07日

オールドコンデジというほど古くないのだが、Nikon S7000で近所を撮影してきた。161gという軽さなのに広角25mm~超望遠500mmまで撮れる便利カメラだ。そしてなにより起動時間が0.99秒と素早い。


解体を待つ旧中野区役所を裏側から撮影。この棟には中野区議会の入口があったので本会議場が入っている建物?モノクロに加工してみたら建物表面の陰影がはっきりしてカッコよくなった。Nikon S7000はちょっと古いコンデジなのでノイズも気になるから、どんどん加工したほうが面白いかもしれない。

すこし余談。20歳のとき父親にNikonのフィルムカメラを買ってもらい、それから長いこと写真を撮ってきたのだが、「作品を撮りたい」というよりも「記録しておきたい」側の使い方をしてきたので、写真をネットにアップすると「作品」として扱われるのが嫌だなーと漠然と思ってた。

さらに、加工すると意図が生まれてより「作品」のように扱われそうで「加工するのは危険!」という心のブレーキがあった。でも、スマートフォンの普及で加工された写真が溢れた世の中になると、加工された写真をアップする行為なんて日常すぎて「作品」とみなすのは難しくなってるんだろうなーと気持ちが楽になった。


工事中の写真を昔っぽく加工して残しておいたら、偽の記憶が刷り込まれて数年後に懐かしさ倍増しそう。というか、もし身近な映像閲覧用のデバイスがスマートフォンじゃなくなる未来がきたら、スマートフォンで撮った写真を懐かしく感じるようになるんだろうな。


やっぱりズームできるのは便利。けっこう遠いところからでも撮影できる。


中野駅からすぐの囲桃園跨線橋から撮影。再開発中のエリアにビルが立ち並んだら大きく雰囲気変わりそうだ。


古そうな看板にズーム。やっぱりこれだけズームできるのは便利。さすがにハイエンドスマートフォンでも500mmまではズームできないし(たとえばiPhone16Proは120mmまで)


南口駅前もロータリーの整備など再開発が進む。


このレンガ風の壁わりと好きなんだけど再開発でなくなってしまうのかな?

ということで、起動が早くてズームできるコンデジを持って散歩するの楽しかったよという話でした。ただ、ひとむかし前ならコンデジを構えて写真撮っている人がいたとしても「趣味かな?」「仕事かな?」と思えたんでしょうけど、いま街中でコンデジを使っている人がいなさすぎて目立つ!

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