タカハシシステム : 4月 2024

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新庁舎へ引っ越しすることになり、4月22日の議会が最後となった中野区議会の本会議場。中野区報に「見学会やるよ」と書かれていたので、せっかくだから行ってきました。わりと区報は隅々まで読んでいるほうなんです。



この本会議場、55年もの歴史があるそう。55歳の芸能人を調べてみたら福山雅治さんや森高千里さんと同い年ってことみたい。福山と森高・・・若すぎる。

それにしても、庁舎のなかにこんな立派な施設があるんですね。特徴的な壁面の凹凸は「耳(を傾ける)」をモチーフとしているらしい。真ん中を凹ませるだけでけっこう耳っぽくなるのが面白い。このモチーフは新しい議場にも引き継がれるとのこと。たしかに、これを引き継がなかったら、耳を傾けるつもりがなくなったみたいで嫌かも。

椅子や机の曲線が美しい。この椅子は固定されていて動かないのですが、新しい庁舎にできる議場の椅子は稼働式になるそう。新しい議場は(公開された写真を見るかぎり)良くも悪くも普通の小ホールという感じで、こんなに曲線が使われていないのが寂しい。求められるものは時代によって変わりますから、いろんな理由があるのでしょう。

そもそも、本会議場を使うのは年に20回程度らしく、それぞれの部会が会議室で打ち合わせすることがほとんどらしい。案内してくれた方から「議会は傍聴できるので、ぜひお越しください」と声をかけていただきました。こちらの質問にも丁寧に答えていただけて、とてもいい見学会でした。

前回の予選編からの続きです。決勝も近鉄名古屋駅から津を経由して、伊勢鉄道の鈴鹿サーキット稲生駅に向かいます。


タイステ


11時過ぎに鈴鹿サーキット稲生駅に到着。帰りの切符売り場に行列ができてます。


決勝レース前に行われるドライバーズパレード準備中。選手がトレーラーに乗ってサーキットをパレードします。



12時からのドライバースパレードが終了。決勝の14時まで1時間半くらいあるのでグランプリスクエアの展示を冷やかします。ホンダがF1参戦から60周年ということでマシンが展示されていました。


グランプリスクエアはこんな感じでグッズを販売していたり、集まって写真を撮っている人がいたり盛り上がってます。


満開の桜


満開の桜と給水塔と富裕層が観戦するエリア


いよいよ決勝です。スタート前の「ドライバーやメカニックたちが慌ただしく準備している時間」を間近で見るために前列のアウトレットシートにしたといっても過言じゃないくらいなので嬉しかった。ルイス・ハミルトンが手を振りながらキックボードで駆け抜けていったり、有名なF1ジャーナリストが中継してたり。

ということで、決勝レース中は写真なんか撮れないくらいのスピードでマシンが通りすぎていくので、動画ばかり撮ってました。動画をアップしていいものかわからないので(横に座っている人が見切れているし)突然の津。


疲れ果てミスドで休憩

ということで、これ以降の写真はほとんど残ってません。なんとか名古屋に辿りつき、新幹線に乗って東京へ。また来年も観戦したいなと思いながら、ずっと憧れだったV席を体験してしまったわけで、さらに高い席で見てみたいというならスタンド上段(12万円くらい)かFormula 1 Paddock Club(90万円くらい)なんだよな・・・という。さすがに12万円は厳しいし、90万円なんて無理すぎる。

ただ、Paddock Clubなら選手やスタッフが働いているパドックをツアーで見ることができたり、ケータリングサービスがあったり、サーキット併設の駐車場が使えたり、F1という社交界の片隅に参加することができる(スポンサーや得意先など関係者になると、さらに上のサービスを受けられるんだろうな)わけで、いつか味わってみたいという目標はある。

さらに、サーキット併設のヘリポートでは次々とヘリが離発着している。ちょっと調べてみるとグランプリ開催中は1機200万円くらいで往復してくれるらしい。名古屋から20分、大阪からでも45分くらい。混雑した駅に並ぶこともなく、レース終了の1時間後くらいには、どこかでディナーを食べている富裕層もいるのだ。

努力だけでは到達できない領域を目の当たりにして虚しくもなるのだが、どんな席であっても「貴様らと変わらないくらい楽しんだやったぜ」と思うことにした。


あれ、なんの話をしてたんだっけ?ということで、レッドブルのブースでカクテルなどを1杯(1本)頼むともらえるビックリマン風のシール最高!F1日本グランプリ2024観戦記でした。

今年もF1日本グランプリを観戦してきました。といっても、前回の日本グランプリは2023年の9月末開催。いままでずっと秋開催だったんですが、今年から春開催(4月5日〜7日)となり、前回の日本グランプリから間を空けずに開催となりました。

世界的な物価高の影響もありチケット料金が値上げ、ホテルの宿泊費も高騰。前回から半年しか経っていないこともあり「そんなに連続して行きたいわけでもない」と真顔になります。でも、はじめての春開催とういことで「桜満開の鈴鹿」という映像が頭に浮かびます。そんなに都合よく桜前線がやってくるわけじゃないのに。さんざん悩んでけっきょく観戦を決意しました。

鈴鹿サーキットに向かう

鈴鹿サーキットまで、公共交通機関を利用したアクセス方法は大きくわけて2つ。運行本数が多い近鉄で名古屋駅から白子駅まで移動して、そこからシャトルバスでサーキットまで行く方法。もうひとつはJRと伊勢鉄道を使って名古屋駅から最寄りの鈴鹿サーキット稲生駅までアクセスする方法です。自分は第3の選択肢となる、遠回りの「津」経由で向かいます。ちょっと時間はかかるけど電車が空いてるのを重視したルートです。


近鉄名古屋駅もF1仕様に


津駅で伊勢鉄道に乗り換えて鈴鹿サーキット稲生駅に向かいます


鈴鹿サーキット稲生駅。交通系ICカードは使えないので、精算する人たちが並んでます。帰りの切符を事前に買ったほうがスムーズとのアナウンスもあり。自分は津で往復切符を購入済み。

鈴鹿サーキットに到着

鈴鹿サーキット稲生駅から向かうと「1コーナーゲート」から入場したほうが近くてスムーズなのですが、テンションを上げるためメインゲートから入るようにしてます。


メインゲート「Welcome」


今回から紙のチケットが廃止されて電子チケットのみになった。チケットを自宅に忘れるなどのトラブルも減るだろうし、公式のリセールサービスが整備されたりメリットも多いけど、いままではデザインされた特別な封筒で、ちょっと豪華なチケットが郵送されてきたのだ。その体験が失われてしまうのは残念すぎる。仕方ないので鈴鹿サーキットで発行してくれる「ライセンスカード(普段はアトラクションで取得条件を満たすと有償で発行できるサービス)」の特別デザインバージョンが提供されるというのでゲット。けっこう並んで予選が始まりそうになって焦った。

ライセンスカード
https://www.suzukacircuit.jp/park/licence/


メインスタンド前のGPスクエアに向かう坂道

予選を観戦

今回はグランドスタンドでの観戦。アウトレットシートという、フェンスや柱などが邪魔になり見えにくい、ちょっと価格が抑えめに設定されている席を確保しました。


グランドスタンドに入れるのは嬉しい。



最前列から1〜3列に設定されたアウトレットシートからの眺望。最終コーナーの立ち上がりと1コーナーは身を乗り出してもあまり見えない。高さがないのでピットの様子もわからない。ただ、目の前をマシンが通り過ぎる迫力がすごい。

予選終了後の前夜祭

予選終了後はグランドスタンドで前夜祭(ドライバーやチーム関係者などのトークショー)が行われます。グランドスタンドのチケットを持っている人は、所定の時間を過ぎると空いている席に座ってもOKになるので、見やすい席に移動します。


前夜祭準備中


グランドスタンドの高いところから撮影した予選の結果。角田選手(TSU)は10位!

名古屋へ

後夜祭が終わったので宿のある名古屋まで帰ります。名古屋駅方面の待ち時間は90分程度とアナウンスされていました。津方面は20分ほどで乗れました。津での待ち時間や、遠回りすることを考えると、どちらも変わらなさそう。


ホームから眺める

思ったより長くなってしまったので、今回はここまで。次回はF1日本グランプリ2024観戦記(決勝編)です。


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