今年もF1日本グランプリを観戦してきました。といっても、前回の日本グランプリは2023年の9月末開催。いままでずっと秋開催だったんですが、今年から春開催(4月5日〜7日)となり、前回の日本グランプリから間を空けずに開催となりました。
世界的な物価高の影響もありチケット料金が値上げ、ホテルの宿泊費も高騰。前回から半年しか経っていないこともあり「そんなに連続して行きたいわけでもない」と真顔になります。でも、はじめての春開催とういことで「桜満開の鈴鹿」という映像が頭に浮かびます。そんなに都合よく桜前線がやってくるわけじゃないのに。さんざん悩んでけっきょく観戦を決意しました。
鈴鹿サーキットに向かう
鈴鹿サーキットまで、公共交通機関を利用したアクセス方法は大きくわけて2つ。運行本数が多い近鉄で名古屋駅から白子駅まで移動して、そこからシャトルバスでサーキットまで行く方法。もうひとつはJRと伊勢鉄道を使って名古屋駅から最寄りの鈴鹿サーキット稲生駅までアクセスする方法です。自分は第3の選択肢となる、遠回りの「津」経由で向かいます。ちょっと時間はかかるけど電車が空いてるのを重視したルートです。
近鉄名古屋駅もF1仕様に
津駅で伊勢鉄道に乗り換えて鈴鹿サーキット稲生駅に向かいます
鈴鹿サーキット稲生駅。交通系ICカードは使えないので、精算する人たちが並んでます。帰りの切符を事前に買ったほうがスムーズとのアナウンスもあり。自分は津で往復切符を購入済み。
鈴鹿サーキットに到着
鈴鹿サーキット稲生駅から向かうと「1コーナーゲート」から入場したほうが近くてスムーズなのですが、テンションを上げるためメインゲートから入るようにしてます。
メインゲート「Welcome」
今回から紙のチケットが廃止されて電子チケットのみになった。チケットを自宅に忘れるなどのトラブルも減るだろうし、公式のリセールサービスが整備されたりメリットも多いけど、いままではデザインされた特別な封筒で、ちょっと豪華なチケットが郵送されてきたのだ。その体験が失われてしまうのは残念すぎる。仕方ないので鈴鹿サーキットで発行してくれる「ライセンスカード(普段はアトラクションで取得条件を満たすと有償で発行できるサービス)」の特別デザインバージョンが提供されるというのでゲット。けっこう並んで予選が始まりそうになって焦った。
ライセンスカード
https://www.suzukacircuit.jp/park/licence/
メインスタンド前のGPスクエアに向かう坂道
予選を観戦
今回はグランドスタンドでの観戦。アウトレットシートという、フェンスや柱などが邪魔になり見えにくい、ちょっと価格が抑えめに設定されている席を確保しました。
グランドスタンドに入れるのは嬉しい。
最前列から1〜3列に設定されたアウトレットシートからの眺望。最終コーナーの立ち上がりと1コーナーは身を乗り出してもあまり見えない。高さがないのでピットの様子もわからない。ただ、目の前をマシンが通り過ぎる迫力がすごい。
予選終了後の前夜祭
予選終了後はグランドスタンドで前夜祭(ドライバーやチーム関係者などのトークショー)が行われます。グランドスタンドのチケットを持っている人は、所定の時間を過ぎると空いている席に座ってもOKになるので、見やすい席に移動します。
前夜祭準備中
グランドスタンドの高いところから撮影した予選の結果。角田選手(TSU)は10位!
名古屋へ
後夜祭が終わったので宿のある名古屋まで帰ります。名古屋駅方面の待ち時間は90分程度とアナウンスされていました。津方面は20分ほどで乗れました。津での待ち時間や、遠回りすることを考えると、どちらも変わらなさそう。
ホームから眺める
思ったより長くなってしまったので、今回はここまで。次回はF1日本グランプリ2024観戦記(決勝編)です。