タカハシシステム : 2022 F1日本グランプリに行ってきた

2022 F1日本グランプリに行ってきた

公開日:2022年10月16日 / 最終更新日:2024年04月01日

F1観戦のため鈴鹿サーキットに行ってきた。長いことF1ファンをやっているけど現地観戦するのは初めて。データを見ながらテレビ観戦するのが好きなので、現地じゃなくてもいいかなと思っていたのだ。

そんな自分を鈴鹿に足を運ばせたのは、コロナの影響があり3年ぶりの鈴鹿開催という特別感と、日本人ドライバー 角田裕毅選手の存在だろう。

チケット争奪戦

チケット争奪戦に敗れてしまい、奮発して取ろうと思っていたグランドスタンドの席は埋まってしまう。

そのあとも予約ページに繋がりづらくA席も埋まり、その次に狙っていたC席アルファタウリ応援席を確保できた。当日交換できるグッズもついているし、レース前のパレード中にレッドブル・アルファタウリのドライバー4名が立ち寄って挨拶してくれるらしい。それは魅力的。

こんなことを書くとチケットを取るのが大変すぎてハードルが高いと思われてしまいそうなので補足しておくと、わりと直前まで買える座席もありました。

まずはホテルの予約

はじめてだから綿密に計画を立てた。ほんとうは金曜日のFP(フリープラクティス)から参加したいけど仕事がある。なんとか土曜の予選までには現地に到着したい。

新幹線はどうにかなるだろう。まずは土曜の宿泊先を決めなくてはならない。3連休中ということもあり、名古屋駅近辺にホテルは埋まっているので、名古屋駅から地下鉄で数駅の久屋大通らへんのホテルを確保した。

この時点では土曜に前泊のみ予定だったのだが、当日が近づくにつれて日曜の決勝後に東京まで帰る体力あるのだろうかと不安になってきた。急遽、後泊先を探してみると名古屋市内のホテルは全滅。ダメ元で津のホテルを調べてみたら1室空いていたので即予約した。

どうやって鈴鹿サーキットまで行くのか?

名古屋から鈴鹿まで公共交通機関を使う方法としては、大きく2つの方法があるらしい。まずは近鉄「白子駅」からシャトルバスに乗ってサーキットまで向かう方法。近鉄は本数が多く、シャトルバスも十分な本数が運行されているため、オーソドックスな方法らしい。つぎに、名古屋駅からJR→伊勢鉄道直通の電車に乗って鈴鹿サーキット稲生駅から徒歩で向かうルート。今回は後者を選んだ。

JR・伊勢鉄道も臨時便が出ているため本数は十分なのだが、鈴鹿サーキット稲生駅では交通系ICカードが使えないなど不便なところも。新幹線からそのまま乗り換えてしまうと、稲生駅の精算で並ぶことになるという情報があったので、名古屋駅についてからいったん改札を出て稲生駅までの切符を購入した。

駅からサーキットまで

ちょっと距離がありそうなので心配だった。歩いてみると20分ぐらいで最寄りの「第一コーナーゲート」まで到着できた。せっかくなので初回はメインゲートから入りたいので、さらに15分くらいかけてメインゲートまで移動した。

メインゲートから応援席まで

とにかく人で溢れている。みんな楽しそうだ。土産物屋をひやかしてチケットホルダーなどを購入。応援スタンドを出入りする際にチケットを見せることになるので、チケットホルダーがあると便利。グランドスタンド前のエントランスではF1のメインテーマが流れており気分が高まってくる。そこからC席まで歩くのだが、混み合っているアップダウンのある通路を歩いて行くのは、ちょっと時間がかかった。

応援席からの眺め

そしてC席中段からの眺めはこんな感じ。上段はすぐに埋まって買えなかったんですよね・・・。視線に金網が入ってしまうけど、コースまでの距離が近いぶん迫力はあるそうだ。

予選・前夜祭・決勝

ということで、ここからの結果などはご存じのことでしょう。雨が降って決勝レースの中断が長引くなど大変なこともありましたが、マックス・フェルスタッペン選手が優勝して、鈴鹿の地で2連覇となるワールドチャンピオンを確定させた。


近鉄名古屋駅のバナー


予選結果


1コーナー


なんとか撮影できた角田選手


決勝レース前のパレード


いきなり津(雨がすごくて決勝の写真は取れなかった)

とにかく行ってよかった

レースとしてF1を楽しみたいという気持ちもあったが、F1マシンの迫力と、世界規模のエンターテイメントの現場を見てみたいというのが、今回の目的だった。

決勝日は終日雨だったので、全開でF1マシンが走るのを見れたのは土曜の予選だけだったが、その姿は「とにかく早い」というありふれた言葉しか出てこないものだった。とても曲がれないんじゃないかというスピードで1コーナに飛び込んでくると、美しい曲線を描いてコーナーを立ち上がり加速していく。走っているだけですごいものがレースをしているのだ。

そして、このスポーツが毎年世界規模で行われているというスケールの大きさを味わうことができた。それなりの金額を払えば、至れり尽くせりの特別チケットも販売されている。叶わない夢かもしれないが、いつかVIP席で観戦してみたい。60年の歴史がある鈴鹿サーキットの洗練された運営を体験できたのもよかった。

そう、とにかく行ってよかった。雨の決勝で満足できる観戦環境じゃなかったのに、そう思えたのはすごい。また来年も行きたいな。

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