昨日に引き続き、Nikon S7000を持ち出してみた。あらためてズーム機能のあるコンデジの便利さを実感する。なぜ我々はこの素晴らしさを忘れてしまったのだろうか…!
画質はともかくズームできるので街灯にとまる鳩だって撮れる。そりゃフルサイズのカメラに明るい望遠レンズを付けたら鳩の羽まで鮮明に撮れるだろうけどこれはこれで。
思いやりとDIY精神に溢れた椅子。普段なら「写真を撮るほどじゃないかな」と思ってしまうような場面でも気軽にカメラを構えられる。まぁスマートフォンのカメラで撮ればいいんだけど。
美酒爛漫どこまで寄れるかテスト。これは70mm。
200mm。肉眼では見えなかった「日本鉄道&スポーツビジネスカレッジ」の看板も見える。
そして450mm。めちゃくちゃ寄れて最高。
そしてRICOH GR IIIと比較。これはNikon S7000。
これはRICOH GR IIIで撮った写真。モニターで確認して「やっぱりGR全然違うな!」と当たり前のことを思ったが、ブログ用に縮小したら「Nikon S7000も悪くないな!」という気持ちに。しばらくいろいろ撮ってみたい。
オールドコンデジというほど古くないのだが、Nikon S7000で近所を撮影してきた。161gという軽さなのに広角25mm~超望遠500mmまで撮れる便利カメラだ。そしてなにより起動時間が0.99秒と素早い。
解体を待つ旧中野区役所を裏側から撮影。この棟には中野区議会の入口があったので本会議場が入っている建物?モノクロに加工してみたら建物表面の陰影がはっきりしてカッコよくなった。Nikon S7000はちょっと古いコンデジなのでノイズも気になるから、どんどん加工したほうが面白いかもしれない。
すこし余談。20歳のとき父親にNikonのフィルムカメラを買ってもらい、それから長いこと写真を撮ってきたのだが、「作品を撮りたい」というよりも「記録しておきたい」側の使い方をしてきたので、写真をネットにアップすると「作品」として扱われるのが嫌だなーと漠然と思ってた。
さらに、加工すると意図が生まれてより「作品」のように扱われそうで「加工するのは危険!」という心のブレーキがあった。でも、スマートフォンの普及で加工された写真が溢れた世の中になると、加工された写真をアップする行為なんて日常すぎて「作品」とみなすのは難しくなってるんだろうなーと気持ちが楽になった。
工事中の写真を昔っぽく加工して残しておいたら、偽の記憶が刷り込まれて数年後に懐かしさ倍増しそう。というか、もし身近な映像閲覧用のデバイスがスマートフォンじゃなくなる未来がきたら、スマートフォンで撮った写真を懐かしく感じるようになるんだろうな。
やっぱりズームできるのは便利。けっこう遠いところからでも撮影できる。
中野駅からすぐの囲桃園跨線橋から撮影。再開発中のエリアにビルが立ち並んだら大きく雰囲気変わりそうだ。
古そうな看板にズーム。やっぱりこれだけズームできるのは便利。さすがにハイエンドスマートフォンでも500mmまではズームできないし(たとえばiPhone16Proは120mmまで)
南口駅前もロータリーの整備など再開発が進む。
このレンガ風の壁わりと好きなんだけど再開発でなくなってしまうのかな?
ということで、起動が早くてズームできるコンデジを持って散歩するの楽しかったよという話でした。ただ、ひとむかし前ならコンデジを構えて写真撮っている人がいたとしても「趣味かな?」「仕事かな?」と思えたんでしょうけど、いま街中でコンデジを使っている人がいなさすぎて目立つ!
中野ブロードウェイは1966年に開業した商業施設と集合住宅が入った複合ビル。青島幸男や沢田研二が住んでいたことでも有名。サブカルの聖地と呼ばれているが、最近は高級腕時計専門店が増えて時計の整地という感じになってる。
中野駅から中野サンモールを抜けて中野ブロードウェイに入ると、すぐ左側に中古PCや周辺機器を販売する「ジャンクワールド」があり、そのすこし先に「地下商店街入口」がある。まっすぐ進むとエスカレーターがあるので、この階段を使う人はあまりいない。観光で訪れた人たちも素通りする。
ここまでちゃんと入口の看板が出迎えてくれるのは嬉しい。コストもかかるしメンテも必要そうだから、いまだったら設置の検討すらされなさそうだけど、こういうディティールが心に引っかかり愛着に繋がってるような気がする。
こちらは西友に直結している別の地下商店街入口。
あまり中野ブロードウェイに馴染みがない人は、古い漫画やフィギュアを扱っている店ばかりの商業施設だと思われているかもしれないが、地下には西友やダイソーも入ってる。八百屋・魚屋・肉屋・靴や鞄の修理屋・いろんな飲食店もあり「地下商店街」という看板に偽りはない。自分も週に1度は買い物にいくので愛着はある。
同じく地下にある「手づくり点心 また明日。」の肉まんと、「チャレンジャー」のクレープ(生クリームアップル)が好きでよく食べてる。チャレンジャーの通路反対側には巨大なソフトクリームで有名な「デイリーチコ」がある。おいしい「うどんや大門」という讃岐うどん屋もある(いつも行列なのでしばらく食べてない)
ちなみに、西友のあるエリアが食品を扱う店が中心の「地下商店街」で、ダイソーのあるエリアはドラッグストアもあり雑貨やファッションの店もある「Petit Paris(プチパリ)」になる。ちょうど、地下商店街とプチパリの境界にチャレンジャーがあるので、食品→ドラッグストアというルートで買い物すると「とりあえずクレープでも食べてくか」というトラップに引っかかる。
閉業した中野サンプラザの和食レストランから撮影した中野ブロードウェイの屋上。住民(もしくは住民の招待)じゃないと入れないので難易度高いのだが、いつか行ってみたい。
こちらも中野サンプラザの和食レストランから撮影した中野ブロードウェイ。かっこよすぎる。
最近、動画を撮るのにハマっていろんな展望台に出掛けている。横浜マリンタワーを訪れたのはこのような映像を撮りたかったからだ。なだらかなカーブで写真手前の首都高速神奈川3号狩場線が本牧ジャンクション経由して首都高速湾岸線に繋がる。うしろには本牧埠頭のガントリークレーン、さらに対岸の千葉県までうっすら見える。
何度も山下公園には来ているが(みなとみらいの会社に勤めていたこともあるのに)考えてみれば横浜マリンタワーに登るのは初めて。高校のころ遠足の行き先が横浜だったとき、同級生たちが山下公園やマリンタワーで楽しい思い出を作っているなか、我々の班は横浜ジョイポリスでゲーム(バーチャファイターやKOF)をしていた記憶がある。スカした行動がカッコいいと思っていたのだ。
機動警察パトレイバー 2 the Movieの爆撃でお馴染み横浜ベイブリッジの先に川崎の工場地帯が見える。ちなみに、同劇中の「思ひ出のベイブリッジ」は大黒埠頭で撮影されたそう。写真手前の空き地にはちょっと前までガンダムが立っていた。
写真左側は丘の上にある山手イタリア山庭園など海岸段丘らしい風景が広がる。
みなとみら方面。赤レンガ倉庫や象の鼻防波堤も見える。
パシフィコ横浜にて開催されてた「巨大恐竜展2024」に合わせて、展望台に福井県立恐竜博物館からやってきた「恐竜博士」がいた。かっこいい。博物館いってみたい。
ということで、山下公園と中華街を散策して帰りました。ゲーム「LOST JUDGMENT 裁かれざる記憶」を思い出すホテルニューグランド。「ドリア」「ナポリタン」「プリンアラモード」発祥地としても有名。
前日の晩御飯が洋食だったのでホテルニューグランドではなく秀味園で魯肉飯を食べる。小さめの豚バラを甘辛く煮込んだタイプじゃないので、いわゆる日本人が想像する魯肉飯じゃないんですけど、なんか家庭的で好きなんですよね。スープがうまい。ということで、横浜マリンタワーの展望台と中華街を満喫してきました。
新庁舎へ引っ越しすることになり、4月22日の議会が最後となった中野区議会の本会議場。中野区報に「見学会やるよ」と書かれていたので、せっかくだから行ってきました。わりと区報は隅々まで読んでいるほうなんです。
この本会議場、55年もの歴史があるそう。55歳の芸能人を調べてみたら福山雅治さんや森高千里さんと同い年ってことみたい。福山と森高・・・若すぎる。
それにしても、庁舎のなかにこんな立派な施設があるんですね。特徴的な壁面の凹凸は「耳(を傾ける)」をモチーフとしているらしい。真ん中を凹ませるだけでけっこう耳っぽくなるのが面白い。このモチーフは新しい議場にも引き継がれるとのこと。たしかに、これを引き継がなかったら、耳を傾けるつもりがなくなったみたいで嫌かも。
椅子や机の曲線が美しい。この椅子は固定されていて動かないのですが、新しい庁舎にできる議場の椅子は稼働式になるそう。新しい議場は(公開された写真を見るかぎり)良くも悪くも普通の小ホールという感じで、こんなに曲線が使われていないのが寂しい。求められるものは時代によって変わりますから、いろんな理由があるのでしょう。
そもそも、本会議場を使うのは年に20回程度らしく、それぞれの部会が会議室で打ち合わせすることがほとんどらしい。案内してくれた方から「議会は傍聴できるので、ぜひお越しください」と声をかけていただきました。こちらの質問にも丁寧に答えていただけて、とてもいい見学会でした。
2024年3月、再開発中の中野駅南口にナカノサウステラがオープンした。住棟とオフィス棟に分かれて下層に商業施設が入る「最近の駅前」っぽい建物だ。ちなみに東京都住宅供給公社の「中野住宅」跡地である。
ヤマノ中野駅前ビル
周辺ビルの建て替えも進んでおり、南口駅前にある薬局のビル(と認識している人が多いであろう)ヤマノ中野駅前ビルも取り壊されることになったようだ。隣のビルがなくなり側面が露呈されてとてもかっこいい。このビルは1961年(昭和36年)竣工らしい。けっこう歴史がある。
ズームしてみるとこんな感じ
下から眺めるとこんな感じ
横から眺めるとこんな感じ
この板は?
X(旧Twitter)で教えていただいたのだが、これは「捨て型枠」というもので、コンクリートを打設したあと、そのまま埋めてしまう型枠らしい。接していた隣のビルが取り壊されたことにより、埋められていた型枠が見える状態になってしまったのだ。
このビルは?
ビルの名称が「ヤマノ中野駅前ビル」、上階には山野愛子グループのサロンが入っていたこともあり、ヤマノ関連の会社が保有している可能性が高そうだ。
ビルの1階には薬局、そのうえにはいくつかクリニックが入っていた。いわゆる「医療ビル」のような形態。その役割は新しくできたサウステラに譲ることになるのだろう。
山野愛子氏のこと
山野氏は1934年に山野美容講習所(現在の山野美容専門学校)を中野に開設とWikipediaに書かれている。公式サイトには「日本橋蠣殻町に開業した山野美粧院の2階に美容講習所を開設」とあり、どちらが正しいのかは不明。ただ(これもWikipedia情報だが)中野区内にある寺院に、山野氏のお墓があるそうなので、中野はゆかりのある土地なのかもしれない。
山野愛子(Wikipedia)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B1%B1%E9%87%8E%E6%84%9B%E5%AD%90
山野愛子 美道~86年の歩み~
https://www.yamano-hd.com/yamano-aiko/
それにしても、経歴を知ると山野愛子氏の偉大さがわかる・・・。
さいごに
中野駅北口の中野サンプラザもそうだが、どんどん昔の中野を知ることができる建物がなくなっていく。とくに、この建物はサンプラザが竣工する1973年より10年以上も前の建物だ。余計なお世話かもしれないけど、こうやって写真だけでも残しておきたい。
テレワークが続いてる。意識して身体を動かさないと、すぐに調子が悪くなるから困ったものだ。だけど、外出するにしても僅かな緊張感は消えない。人のいないところを自由に歩きたい。ちょっと仕事の予定を調整して、新宿御苑を散歩してから打ち合わせに向かうことにした。
平日の午前中は人が少なくて最高。涼しくなったらレジャーシートを持ってきてゆっくりしたいな。パソコンを持ってきて仕事するのもよさそう。
温室も旅行気分が味わえてよかった。
映画「言の葉の庭」の舞台になった東屋。
公園の向こう側に建物が並んでる感じ、なんか好き。
2020年7月にインフォメーションセンターが改修されて、そのなかに国立公園の情報が得られる「National Parks Discovery Center」というのがオープンしたみたい。
参考:インフォメーションセンターがリニューアルオープンしました
展示や映像を眺めていたら旅行に行きたくなる。もちろん行っちゃいけないわけじゃないのだが、以前のように全力で楽しめる自信はない。こういう状況じゃなければインフォメーションセンターも外国からの観光客で混雑していたかもしれないし、ちょっと感傷的になった。
ロゲットカードとは、札幌の時計台から富士山さらには軍艦島まで、全国のさまざまな観光スポットがコレクションカードになったものだ(詳しくはこちら:https://loget-card.jp)。マンホールカードを発案した方が関わっているみたい。
カードがめちゃくちゃ欲しかったというわけではなく、なんとなく旅行気分を味わいたかったんです。みなとみらいで仕事の打ち合わせがあったので、これはいい機会だとランドマークタワーに登ってきた。あまりにも「日常」が続きすぎているので「非日常」がほしい。でもよく考えるとコロナ禍は「非日常」なんですけどね。
なんだか入場料を払うだけでも嬉しかった。検温してもらって、エレベーターに乗り込んで、展望フロアに到着する。求めていた「非日常」的なやつだ。はやく心配なく旅行できるようになってほしいな。
なんとなく東陽町から海に向かって歩いてみました。東京オリンピックに向けて大きく変わるであろうエリアです。
それでは、写真で振り返ってみます。
東京メトロ東西線車庫の車庫。車庫の屋根が東西線カラーなんですよ。
京葉線が地下から出るところ。
汐見運河。このへんは運河だらけ。
辰巳あけぼの住宅。かっこいいV字型。ロケーションも含めて大好き。
辰巳一丁目アパート。とっても有名な団地です。立ち寄ると日没前に次のスポットに辿り着けないので外側から眺めます。
辰巳ジャンクション。都心にある江戸橋JCT・箱崎JCT・両国JCTなどは「入ってくる大量の交通を捌いてるダイナミックさ」という感じで、すこし都心の外側にある辰巳JCTなどは「内と外に大量の交通が流れるダイナミックさ」という感じ(なんのこっちゃ)
曙運河・あけぼの水門。
都内を歩くたびに、住戸の供給とか交通網の整備とか「東京って(都市って)よく出来てるな」という当たり前のことに感心します。
いろんな事情で、うまくいってなくても、なんとか折り合いをつけて支えてくれてます。
東京オリンピックに向けて大きく変わるだろうし、その先にあるインフラの老朽化とか人口減少の問題などなど、都市を最適化しなくちゃいけないことは沢山ありそう。
そんなことを考えながら歩いてました。
たまたま近くを通りかかったので憧れの「オートパーラー上尾」に立ち寄ってみました。上尾市の国道17号線沿いにあります(所在地と地図は下記)
ちなみに国道17号線は日本橋が起点なんですよね。日本橋から万世橋交差点までは「中央通り」と呼ばれて、室町三丁目交差点から「国道17号線」になるようです。つまり、日本橋から道なりに走ればオートパーラー上尾に到着することになります。それでは写真で振り返ってみます。
オートパーラー上尾を正面から。怖い雰囲気あるのかなと気になっていましたが、そんなことありませんでした。結構にぎわってます。
疾走感のあるロゴかっこいい。黄色い壁面が印象的。
自動販売機コーナー。飲料の自動販売機だけではなく、もちろん「ラーメン」「うどん」「トーストサンド」など食べ物の自動販売機も充実しています。机と椅子が置かれた居心地のいい空間です。
トーストサンドの自動販売機を遠くから。
トーストサンドは「チーズハム」「コンビーフ」2種類あります。
こんなふうにトーストサンドはアルミホイルに包まれて提供されます。瓶コーラと最高の組み合わせ。
トーストサンドうまい!たっぷりチーズでトーストはカリカリ。近所にあったら通いたい。
うどんもうまい。汁物とトーストで満足感あります。
近所に「オートレストラン鉄剣タロー」「オートパーラーまんぷく」という名店もあるので機会があったらハシゴしたいですね。
オートパーラー上尾はこちら
大きな地図で見る
そもそもオートパーラーとは?
19世紀後半ドイツに出現した自動販売機を利用したレストラン「アウトマート」がアメリカに伝わり「オートマット」として発展。それが日本に持ち込まれて「オートパーラー」としてオープンします。このNewYorkのAutomat とか渋くてすてき。
自動販売機が主体の「アウトマート=オートパーラー」の派生形として、いまほどコンビニや外食チェーンが溢れていなかったころ、長距離トラックドライバーなどを対象に幹線道路沿いに「オートレストラン」が広まっていきます。オートパーラー上尾も形式としては「オートレストラン」ということですね。
参考:アウトマート – Wikipedia
とても参考になったサイト
オートパーラー上尾 | 黄昏ドライブイン
オートパーラー上尾 | 懐かし自販機
なつかし自販機巡礼の旅、埼玉編 | DPZ
横十間川沿いを歩いていると錦糸公園の裏あたりに古そうな建物があります。どうやら大日ゴムという会社の工場らしい。錦糸町オリナスは精工舎の跡地に立ってますし(精工舎事務所棟(墨田区太平) | TIMEKEEPER)、この写真を撮影した近所には日清紡績の工場があったみたい(しかも創業の地)
このへんの川沿いは工場だらけだったんですね。
大山さんの記事「コインランドリーってなんかすてきじゃない?」が面白かったので、なにか自分も撮ってなかったかなと探してみたら、三鷹にあるコインランドリーとスナックが同居してる物件の写真が出てきました。
扉に書いてある「コインランドリー」の文字、置いてある観葉植物、穴があいてる装テンなどなど、全体的にいい感じですね。そもそもスナックの横にあるのが素晴らしいんですよ。洗濯してるあいだに軽く飲めますから。
店内の写真を撮りそびれて激しく後悔してます。再訪したいです。
旧中川沿いを歩いていたら解体中の工場を発見。新しい工場を作るのか、それとも廃業されてしまったのかわからないけど寂しい光景です。
近くにあったセメント工場
近くにあった立派な富士塚(平井浅間神社)
富士塚の後ろに見える亀戸九丁目住宅
小さなポンプってかわいいですよね
なんとなく東大島から平井まで旧中川沿いを歩いてみましたが、2km弱ぐらいの間にいろいろあって楽しい。まさか富士塚があるとは思いませんでした。またそのうち歩いてみよう。
以前「飛び出した寿司屋の庭」という記事を書きましたが、これは「飛び出したマンションのベランダ」なんです。
このマンション、修繕中で外壁がシートに覆われてるのです。日当りが悪くなったベランダの植物たちを救うべく、こうやって仮設の庭園が現れました。
築15年ぐらいのマンションなので立派に育った植木もありますね。本来おもてに出ることのない、いろんなお宅のベランダが垣間見えて面白い!
寿司屋の前にある(石川初さん仰るところの)パーソナル・ランドスケープのような飛び出した庭。パブリックとプライベートのギリギリ感が素晴らしい。
アジサイ、マツ、カエデなどなど寿司屋っぽいラインナップ。どんどん育ったら、この一角だけ日本庭園になってしまうんじゃないか。
土地の所有者がわからないので(もしかしたら寿司屋の土地かもしれない)なんともいえないけど、「けしからん」って声を荒げる人もいるんだろうな。「私物化するな」「行政は正しく管理しろ」みたいな。
それで「正しく管理します」って更地にしてアスファルト舗装されたら笑い話にならない。また数年後に訪れてみよう。