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イタヤ細工の状差し

2024年6月3日

封筒で届く大切なお知らせ。そのへんに置いて順次処理していたのだが、年齢のせいなのか忘れてしまうことが何度かあった。ちゃんと「大切な封筒入れ」を作らないとマズそうだ。

調べてみると「封筒入れ」という商品はあまりなく、100均などのファイルケースを工夫して使うのがよさそうだ。そうすべきなんだろうなと思っていたんだけど、もっと主張が強くて「これ大切」とわかるようなものが欲しい。で、カゴもありかもしれないと探していると「イタヤ細工の状差し」を見つけた。これである。

この状差し、とにかく雑に封筒を突っ込んでおくのにちょうどいい。それでいて存在感もある。まさしく探していたものだ。経年変化も楽しみだし、角館にも行ってみたくなった。いくつもの欲求を満たしてくれるこの感じ、とてもいい買い物だ…!

イタヤ細工とは?

イタヤ細工は、秋田県仙北市角館町雲然地区で伝統的に受け継がれてきた工芸品。主な原料は「イタヤカエデ」の若木で、これを原木から細長い帯状に裂いて、手作業で編むことで箕(み)やかご、さらには「イタヤ馬」玩具など、さまざまな日用品が作られている。使い込むほどに、白い木肌が次第に飴色に変化し、独特の風合いと温かみが生まれる。江戸時代中頃にはすでに製作されていたらしい。

現在では材料の確保や後継者不足などの課題から、工房も数軒になってしまった。それでも、地域の伝統工芸として高い評価を受けており、技術の継承や新たな商品開発への取り組みが続けられているようだ。

角館町雲然地区までのアクセス

東京駅からJR秋田新幹線「こまち」で所要時間は約3時間。角館駅から雲然地区はタクシーまたは地域の在来線バスなどで約7分ほどの距離とのこと。秋田空港から角館まで30分程度らしいので、秋田空港まで直行便がある、東京(羽田)、大阪(伊丹)、名古屋(中部)、札幌(丘珠)の人は、飛行機も選択肢になりそう。

秋田には子供のころ行ったことあるのだが、大人になってからは通過するだけだったので、せっかくだからいつか現地に訪れてみたい。

イタヤ細工が買えるショップ

イタヤ細工が買えるショップ(オンラインで買える)を3つピックアップ。自分は「ちゃらっぽこ」さんで購入しました。品切れになっている商品も多いので、たまにチェックするのがおすすめ。

たまにやってくる「定番ものを買って試してみよう」という気持ちになってる。長く売れているものには理由があるはず。

ということで、ナルゲンの1リットルボトルを購入した。なぜ水筒が欲しくなったのかという動機から話せば長くなる。

水筒・ボトルがほしくなった理由

外出するときコンビニで100円の麦茶or烏龍茶を買うのがお決まりだった。お茶をドリンクコーナーから持ってきてレジに100円玉を置いて「このままでいいです」と宣言してバーコード部にシールを貼ってもらい店を出る。

しかし、いつのまにか客が支払い方法を選ぶレジが増えた。お茶をドリンクコーナーから持ってきて決済方法から交通系ICを選んでカードをタッチして購入する。

さほど手間は変わってないし、さまざまな方法で決済しやすくなり便利になったのだが、なぜか「面倒くさい」と思うようになってしまった。タッチ決済よりもワンコインのほうが強い。

そして、はるか昔から浮かんでは消える「ペットボトル代もったいないし水筒を持ち歩いたほうがいいんじゃない?」という疑念が頭をよぎる。

水筒選びの歴史

そうなのだ。今までも何度か水筒を生活に取り入れようと試みてきた。今さらだが、それでも水筒生活が定着しなかった理由に気付いた。今まで買ってきた水筒は、いわゆるシンプルな水筒=ボトルではなく魔法瓶水筒だったからだ!

いくら保温保冷できる水筒が素晴らしくても、自分が求めているもの=ペットボトルの代わりにはならない。

「温かいものや冷たいものがそのまま飲めるなんていいな」「こんなにスリムなボトルもあるんだ」「パッキンも外しやすくて洗いやすそう」魔法瓶水筒の魅力に抗うのは難しく、象印やサーモスを買ってしまう。

ペットボトルに保温保冷機能などないのだ。飲み物を入れられて、丈夫で、メンテナンスしやすければいい。ということでシンプルなボトルを探すことになる。

なぜナルゲン?

冒頭にも書いたが「定番ものを信じてみよう」とナルゲンを選んだ。ただのボトルにしては高い。使い捨て前提で100均の安いボトルにする選択肢もある。

いろんなレビューも読んだ。たまに「昔のモデルはよかったのにモデルチェンジしたら品質が悪くなった」なんてケースもあるから慎重になる。どうやらナルゲンはそんなことなく変わらず高品質らしい。「ボトルが割れた」「プラスチックのバリが気になる」といったクチコミもあるが、全体からするとレアケースに思える。信じてみよう。

ナルゲンのボトルに満足した?

1ヶ月くらい使ってみた感想として、大満足している。まず、漏れなくて丈夫という基本がしっかりしてるのがいい。キャップが大きいからホールド感がよく、しっかり蓋を締められる。蓋の構造もそうだが、漏れない秘訣のひとつは締めやすさにあるのでは?

なによりも「すこし雑に扱っても壊れないであろう」という安心感があるから使いたくなる。

1Lというサイズもいい。500mlボトルも購入したのだが、飲み口が大きくてたくさん飲めるから、すぐに半分くらい飲んでしまい物足りない。日ごろリュックで移動している人ならば1Lサイズでも苦なく持ち歩けるはず。

ナルゲンを買って気付いたこと

上記のとおりナルゲンは飲み口が大きい。飲むときに口から溢れさせてしまう人もいるだろう。500mlのナルゲンボトルを持ち歩いて、思ったよりも減りが激しい=ひと口でたくさん飲んでいることに気がついた。

お茶などをペットボトルで飲むとき、少量ずつ飲んでいたことになる。それでも不満はなかった。飲み口が大きいと身体が求めるままに飲んでしまうことになる。糖分やカフェインの過剰摂取にならないよう配慮する必要もありそう。

ナルゲンボトルの洗い方

100均で売ってる棒の先にスポンジのついたやつに食器用洗剤をつけて優しく洗ってます。それだけだと気になるので、たまにキッチン泡ハイターを噴射→放置→水を入れて振るくらいのメンテナンスはしてる。

昔のモデルはハイターに弱いという話も見かけたので注意が必要そう。このあたりは自己責任で!

ということで

とりあえず買ってみて大満足なので、あとは耐久性など長期間使ってみてどうなのかというポイントくらい。みんな計算することだと思うけど、ナルゲンボトルは2,000円くらい。100円のペットボトルを買ったとすれば20本分。麦茶なら1回分入れたとしても数円だ。20回使えば元が取れることになる。

もう20回は使っているから、ここから先は得するだけ!買ってよかった!


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