タカハシシステム : イタヤ細工の状差し

イタヤ細工の状差し

公開日:2024年6月3日 / 最終更新日:2025年02月18日

封筒で届く大切なお知らせ。そのへんに置いて順次処理していたのだが、年齢のせいなのか忘れてしまうことが何度かあった。ちゃんと「大切な封筒入れ」を作らないとマズそうだ。

調べてみると「封筒入れ」という商品はあまりなく、100均などのファイルケースを工夫して使うのがよさそうだ。そうすべきなんだろうなと思っていたんだけど、もっと主張が強くて「これ大切」とわかるようなものが欲しい。で、カゴもありかもしれないと探していると「イタヤ細工の状差し」を見つけた。これである。

この状差し、とにかく雑に封筒を突っ込んでおくのにちょうどいい。それでいて存在感もある。まさしく探していたものだ。経年変化も楽しみだし、角館にも行ってみたくなった。いくつもの欲求を満たしてくれるこの感じ、とてもいい買い物だ…!

イタヤ細工とは?

イタヤ細工は、秋田県仙北市角館町雲然地区で伝統的に受け継がれてきた工芸品。主な原料は「イタヤカエデ」の若木で、これを原木から細長い帯状に裂いて、手作業で編むことで箕(み)やかご、さらには「イタヤ馬」玩具など、さまざまな日用品が作られている。使い込むほどに、白い木肌が次第に飴色に変化し、独特の風合いと温かみが生まれる。江戸時代中頃にはすでに製作されていたらしい。

現在では材料の確保や後継者不足などの課題から、工房も数軒になってしまった。それでも、地域の伝統工芸として高い評価を受けており、技術の継承や新たな商品開発への取り組みが続けられているようだ。

角館町雲然地区までのアクセス

東京駅からJR秋田新幹線「こまち」で所要時間は約3時間。角館駅から雲然地区はタクシーまたは地域の在来線バスなどで約7分ほどの距離とのこと。秋田空港から角館まで30分程度らしいので、秋田空港まで直行便がある、東京(羽田)、大阪(伊丹)、名古屋(中部)、札幌(丘珠)の人は、飛行機も選択肢になりそう。

秋田には子供のころ行ったことあるのだが、大人になってからは通過するだけだったので、せっかくだからいつか現地に訪れてみたい。

イタヤ細工が買えるショップ

イタヤ細工が買えるショップ(オンラインで買える)を3つピックアップ。自分は「ちゃらっぽこ」さんで購入しました。品切れになっている商品も多いので、たまにチェックするのがおすすめ。

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