新宿の小田急百貨店が建て替えのため解体されることになった。ヘビーユーザーなので寂しい。坂倉準三氏が手がけたモダンな建物は新宿からなくなってしまう。売上の伸び悩みなど小田急にも都合があるのだろう。あれだけ乗降客数の多い新宿駅直上にあるんだから、高層化しないともったいないという理屈もわかる。
こんなとき「再開発するなら開発前よりも良くしてくれ」と思うのだが、再開発されると商業的にターゲットから外れてしまい、行きつけの店は閉店させられて、ただ不便になることがほとんどだ。小田急百貨店新宿店本館は「輝く都市」を目指していた建物なんだから、建て替えられてもそのくらい大きな存在でいてほしい!

閉館するまえ展望スペースから撮影

同上。かっこよくないですか?

新宿といえばこの風景なので寂しくなる

吹き抜けから眺める





タカハシシステムは音楽ユニットMitakaSoundの高橋が、都市鑑賞、建築・土木、ITテクニックなど気になったことをお届けするブログ。SNSなどでコメントいただけると嬉しいです!