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一眼レフで写真を撮りはじめてから20年以上が経つ。そこそこ長い趣味なのだが「撮れてたらいい」というスタンスだったし、「たくさん撮ったら何枚か成功しているだろ」という理由で、まだデジタル一眼レフが普及する前の2002年にニコンD100を導入したり、あまりカメラに詳しくないまま写真を撮り続けている。

という前書きが必要なくらい、ブログに写真を載せたりカメラのことを書くのは恐ろしい。恐ろしいと勝手に思っているだけかもしれないが、アマチュアを自称したプロみたいな人たちが目を光らせているイメージ。ということで、この記事は「あまり詳しくない人が書いてるんだな」と温かい目で見守っていただきたい…!

2021年は8年ぶりに「中秋の明月」が満月になるらしい。なんとなく満月を撮影したくなった。「せっかくなら撮っておくか」くらいの軽い気持ちだ。こんなとき我が家には「NIkon1」とマウントアダプター「FT1」があるのだ。これにレンズを装着すると焦点距離が2.7倍になる。300mmのレンズが810mm相当の超望遠レンズに!

こんな感じで、そこそこクレーターまでくっきり撮れてる。使ってるレンズは「AF-P DX NIKKOR 70-300mm f/4.5-6.3G ED VR 」という4万円(中古1万円)くらいのレンズ(参考:https://kakaku.com/item/K0000902955

けっきょく重たいレンズは持ち歩かない、という自分の性格をわかってるから、とにかく「軽くて安い」ことを重視した。気軽に持ち歩けるから、普通は超望遠で撮らないような景色を超望遠で撮るのも楽しいし、月みたいな本格的に超望遠が必要な対象でも、けっこう撮れるのが素晴らしい。


雲にかかるのを待ってから動画も撮ってみた。めちゃくちゃ不穏な感じに…。

表参道に用事があったので青山北町アパートの様子を見てきた。すでに半分は「ののあおやま」という賃貸住宅を中心とした複合施設に建て替わっており、のこり半分の再開発も基本計画がまとまって、2026年の竣工に向けて動き出したようだ。

参考:「北青山三丁目地区まちづくりプロジェクト」沿道一体型開発区域の基本計画がまとまりました!
https://www.metro.tokyo.lg.jp/tosei/hodohappyo/press/2020/04/24/03.html

建て替え予定の青山北町アパート

ということで囲われている都営住宅。勤めている会社が南青山にあったころ、このあたりはよく散策していたので、多少は寂しさあるもの。めちゃくちゃ小心者なので、まだ住民がいたころは「カメラ向けちゃ悪いかな」という気持ちが勝って、あまり写真を撮ってないんですよね。囲われてしまえば安心して撮れる。

建て替え予定の青山北町アパート

当たり前だけど休日なのに人がいなくてのんびりしてる。

建て替え予定の青山北町アパート

フェンスが低くなっているところから撮影。いたるところから草が生えてる。

建て替え予定の青山北町アパート

この立派な給水塔もなくなってしまうのか。

建て替え予定の青山北町アパート

うしろにそびえる「ののあおやま」の姿。

2013年ごろの写真。

青山北町アパートのパーゴラ

これも2013年撮影。このころすでに東屋を集めていたので(参考:東屋メモ)ちゃんとパーゴラは撮影してます。

オリンピックが終わり、これからパラリンピックを控える8月中旬、都庁に用事があったので行ってきた。

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基本スポーツ好きということもあり競技はテレビ中継は見ていたが、無観客開催かつ不要不急の外出は控えた方がよさそうな状況。東京で開催されているという実感を得るのが難しい大会だった。開催が決まったころから楽しみにしていた自転車ロードレースとか、どれだけ沿道に駆けつけたかったことか。

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そしたら都庁はオリンピック・パラリンピック真っ只中だった。よく考えたら当たり前なんだけど「本当に東京でやってたのかオリンピックよ!」という気持ちに。まぁ実際は、大会関係者っぽい人たちを新宿駅の周辺で見かけたり、それなりにオリンピック感あったんですけどね。

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あまりピンときてなかったミライトワとソメイティも見慣れてくると「こいつら可愛いな」と思えてくるから不思議。

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ユニフォームが展示されてた。このへん見覚えあるなーと思ったら、小池知事がぶら下がりで取材受けてるスペースなんですよね。

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なにか配布してそうなブースがあったので「別に興味ないんですけどね」みたいな顔して近づいてみたらバッジとハンドブックを貰えた!嬉しい!

たとえ旅行しても人と接触する機会が少なければ新型コロナ感染のリスクが少ないことは理解しているのだが、どうしても遠征するのは気が引ける。不要不急の外出、そして東京都から他県に移動しないようにという要請をちゃんと守っていた。

旅行なんてもってのほかという厳しい状況にある医療従事者や、コロナにより経済的に困窮している方々のことを考えると後ろめたい。要請だけではなく、自粛しなくてはならないという空気もある。さまざまな見えないラインを感じとりながら、自分の身体と精神を守らなくてはならない。その状況自体に疲れている。

そして、緊急事態宣言が3月21日に解除されるということで、うちから30分くらい、近所といってもいいくらいの距離にある山の上ホテルに泊まってきた。同じように近場に泊まって旅行気分を味わおうとした人も多かったんじゃないでしょうか。

本来はGoToトラベルを利用して1月に宿泊予定だったのだが、緊急事態宣言の発出により断念。そのリベンジになる。宿泊予約してからも東京の感染者数は増加傾向が続き、どうなるか不安だった(後日補足:4月5日から「まん延防止等重点措置」が発出されて、そのまま緊急事態宣言に移行。9月30日まで続くことになる)

山の上ホテルといえば、御茶ノ水駅の近くにあって、看板を見かけることはあるけど、中に入ったことのない存在だった。歴史もあり多くの文豪が愛したらしい……という情報は知っている。あと、あのあたりは明治大学と日本大学の校舎がたくさんあって囲まれてる印象。

本館は「佐藤新興生活館」として1937年(昭和12年)に完成。その後、1954年(昭和29年)ホテルとして開業した。設計は「けいおん!」の桜が丘女子高等学校のモデルとなった豊郷小学校を設計したことでお馴染み(偏った情報)のウィリアム・メレル・ヴォーリズだ。

金曜日だったので仕事が終わってからチェックインした。部屋数の少ないホテルということを差し引いても、コロナの影響なのか、ひっそりしている感じ。雰囲気のあるバーも営業時間を短縮中。

いちいち調度品やアメニティが素敵。歴史を感じられる室内にいるだけで旅情を感じられる。来てよかった!机の上にホテルオリジナルアイテムの「蛇腹便箋レターセット」が置いてあった。旅先で誰かに手紙を書くのも趣あるもの。書いたことなんてないけど。

レターセットなどグッズはこちらから購入できます
https://www.yamanoue-hotel.co.jp/shop/products/detail35.html

ちょっと寄って撮影してみる。いい感じの階数表示「3」と凝ってる階段の蹴上げ。

外食する気持ちにもならないし、部屋で簡単に夕食を済ませて館内をまわってみる。エントランスに止まった車から大きな荷物を抱えた人たちが入ってきた。他にも宿泊客がいるのがわかって安心する。

すこしだけ聞こえてきた会話の内容から推測すると、どうやら翌日に結婚式を控えているらしい。人気の式場であれば、かなり前から予約しなくてはならない。状況によっては延期しなくてはならないリクスを抱えながら結婚式するのは大変だ。緊急事態宣言が解除された状況でよかったと思っているだろう。

夜の御茶ノ水界隈を散歩してみた。時間は21時半ころ。飲食店の営業が21時までということもあり、飲み足りない人たちが公園に集まって酒盛りしている。まだ時間が浅いからかもしれないが、大騒ぎするような集団はおらず、みんな静かに飲んでいる。

歩道で輪になって大騒ぎしていたスーツ姿の男女5人組はカラオケ店に入っていった。カラオケ店には自粛要請が出ていないのだろうか。それとも要請を守っている余裕などなくなってしまったのか。このあと感染者数が爆発して、いわゆる「第5波」がやってこないかちょっとだけ心配になる。

写真はとくに本文とは関係なし(エアコンの配線やテントが格好よかったので撮った)あまり人のいない夜の街が面白かったので、けっこう距離を歩いてしまった。部屋に戻ってすぐに寝てしまう。

そして翌日、朝食はルームサービスで。テーブルに乗り切らないくらいたくさん。洋食と和食どちらも美味しい。久しぶりの「外食」ということになる。

部屋でのんびり過ごしてからチェックアウト。ホテルは最高で気分転換できたし、どこか重くるしかった気持ちが少しだけ軽くなった。それだけに、いつまで続くか分からないコロナ禍の生活に戻ることが憂鬱だった。ただ、それも仕方ないと思えるくらいコロナに慣れてしまっているのも事実なのだ。

ここからは帰り道で見かけたもの。大学の部室棟がなんかよかった。新しいビルのような校舎もあれば、ちょっと古めの建物もある。大規模再開発とは違って、少しずつ必要に駆られて開発されてきた街の雰囲気がある。不揃いで嫌だという人もいれば、それが魅力的という人もいるだろう。

路上飲みの痕跡なのか「鬼ころし」が置いてあった。遠くに旅行するのと違って、いきなり現実に戻れる。仕事後の金曜の夜から土曜日の昼過ぎくらいまで、あっという間の旅行だった。

SwitchやPSのゲームもいいんだけど、ちょっと疲れ気味だったので情報量の少ないゲームをやりたかった。そこで今さらながらNewニンテンドー2DS LLを(新品はプレミアム価格になってて定価では出回ってなさそうなので中古で)買ってみた。

さっそくVC(バーチャルコンソール)でマザー2とタクティクスオウガを購入。これだけで数ヶ月は遊べる。手元にあるDSのソフトも発掘してくる。さらに半年は遊べるであろう。そして3DS用のゼルダの伝説 時のオカリナ 3Dとカルドセプトも入手した。合計で1年以上は遊べそうだ。というか何周もできるソフトばかりなので繰り返すと一生遊べる。

・ゼルダの伝説 時のオカリナ 3D
・カルドセプト
・いただきストリートDS
・信長の野望 DS2
・ドラゴンクエストV
・メタルマックス2: リローテッド
・だれでもアソビ大全
・マリオカードDS
・(VC)マザー2
・(VC)タクティクスオウガ

携帯性しやすくて、すぐプレイできて、ボディが頑丈だから慎重に扱わなくてもよくて、画面も大きい。しかもDSや3DSの中古ソフトは手ごろな価格だ。もうこれでいいんじゃないかという気持ちになってる。スペアを買っておくか迷っている。

出張ついでに沖縄の旅

2020年12月10日

沖縄出張だなんて楽しそうに思えるが、けっきょく朝から晩まで仕事しているから、晩飯と朝食バイキングで沖縄っぽいものを食べて、お土産に紅いもタルトなどを買うのが精一杯だったりする。

今回は少しだけ無理をしてビーチまで行ってみることにした。とにかく気分転換したかったのだ。かといって沖縄中部・北部のビーチまで足を伸ばす時間的な余裕もないため、南部にある「百名ビーチ」「新原ビーチ」を目的地とした。那覇市内から車で40分くらいでいける。

百名ビーチ

まずは百名ビーチに向かう。那覇から近いのに高速道路が通ってないから南部は穴場なんだろなってレンタカーで国道を走りながら思う。

あいにくの曇天だけど翌日から大雨だったのでギリギリセーフ。2020年の12月はとにかく連日雨だった。

自然が残っているビーチに行きたかったので正解だった。ビーチにはカイトサーフィンの準備をしている数人と瞑想してるっぽい1人だけ。

浜川御嶽という霊域。琉球を創った神「アマミキヨ」が神々の住む場所「ニライカナイ」からやってきて上陸した場所がこのあたりで、その旅の疲れを癒やした神聖な場所らしい。

大地のパワーがすごい。訪れてみてよかった。

新原ビーチ

新原ビーチはオンシーズンであればバナナボートやグラスボートなどのアクティビティも楽しめるようだ。

グラスボートは浜に揚げられてた。

昼ごはんは「食堂かりか」さん。本格的なネパールカレーが食べられる。ビーチでカレーを食べたかったんです。


お得なランチセット。とてもうまい。アラカルトも充実してるから(コロナ禍では難しいかもしれないけど)何人かで行ってシェアしたかったな。

とても雰囲気がいい。残念ながら仕事しなくちゃいけないので、カレーを食べてすぐ那覇市にトンボ返り。

そして仕事を終えたらホテルで「ポーたま」とオリオンビール。コロナ関係なく、晩飯はホテルで済ましてしまうことが多い。ひとり地元の居酒屋で美味いものを食べるような旅に憧れながらも、あれこれ買ってきてビジネスホテルで食う飯が好きなのだ。

テレワークが続いてる。意識して身体を動かさないと、すぐに調子が悪くなるから困ったものだ。だけど、外出するにしても僅かな緊張感は消えない。人のいないところを自由に歩きたい。ちょっと仕事の予定を調整して、新宿御苑を散歩してから打ち合わせに向かうことにした。

平日の午前中は人が少なくて最高。涼しくなったらレジャーシートを持ってきてゆっくりしたいな。パソコンを持ってきて仕事するのもよさそう。

温室も旅行気分が味わえてよかった。

映画「言の葉の庭」の舞台になった東屋。

公園の向こう側に建物が並んでる感じ、なんか好き。

2020年7月にインフォメーションセンターが改修されて、そのなかに国立公園の情報が得られる「National Parks Discovery Center」というのがオープンしたみたい。

参考:インフォメーションセンターがリニューアルオープンしました

展示や映像を眺めていたら旅行に行きたくなる。もちろん行っちゃいけないわけじゃないのだが、以前のように全力で楽しめる自信はない。こういう状況じゃなければインフォメーションセンターも外国からの観光客で混雑していたかもしれないし、ちょっと感傷的になった。

ロゲットカードとは、札幌の時計台から富士山さらには軍艦島まで、全国のさまざまな観光スポットがコレクションカードになったものだ(詳しくはこちら:https://loget-card.jp)。マンホールカードを発案した方が関わっているみたい。

カードがめちゃくちゃ欲しかったというわけではなく、なんとなく旅行気分を味わいたかったんです。みなとみらいで仕事の打ち合わせがあったので、これはいい機会だとランドマークタワーに登ってきた。あまりにも「日常」が続きすぎているので「非日常」がほしい。でもよく考えるとコロナ禍は「非日常」なんですけどね。

なんだか入場料を払うだけでも嬉しかった。検温してもらって、エレベーターに乗り込んで、展望フロアに到着する。求めていた「非日常」的なやつだ。はやく心配なく旅行できるようになってほしいな。

散歩する夏

2020年7月30日

今年の夏はとにかく散歩している。リモートワークが続き、意識して歩かないとiPhoneの歩数計が2桁ということもよくある。とにかく運動不足なのだ。

これだけ毎日散歩して気になったものをカメラで撮っていると、ついついSNSにアップしたくなるのだが、都度アップしていると自宅を特定されそうでマズイなと気づいた。アップしたいのにアップできないもどかしさ。どんどん溜まっていく近所の写真。この大量の写真が忘れられない今年の思い出という感じがする。

そこで、たまには近所から離れて、思いきって都心まで出てしまうこともあった。すると案外と歩いている人も少なく快適だったりする。写真は九段下らへん。武道館も改修工事が終わってキレイになっていた。なんだか「オリンピック前後」で物事を考えていたのが懐かしい。とくにオチも何もないが、とにかく散歩をしていた夏の記録として。

2020年3月27日、打ち合わせの予定があり外出先のコメダ珈琲で昼飯を食べた。ここから2ヶ月以上も外食しなかった(できなかった)ことを記録に残しておきたい。さほど特別な食事ではないのだが、なんだか忘れられない食事だ。

この日の都内の感染者数は40人。数日前から感染者数が拡大しはじめ、世の中の緊張感は高まっていた。打ち合わせでは、10人中4人がマスクを着用せずにやってきて、そのうち3人は打ち合わせ時にマスクを着用、1人は「喋りづらい」と言いながら最後までマスクを着用しなかった。「3密」という言葉が叫ばれるようになる前のこと。こんな感じだった。


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