車を持ってないので、折り畳み自転車を担いで川崎の工場を訪れてみました。京急大師線の終着、小島新田を起点にします。京急川崎から10分ぐらい。川崎駅からバスで行ってもよかったんですけど、輪行するなら広い電車の方が安心。まずは川崎浮島JCT方面を目指します。
神奈川臨海鉄道の末広町駅。そろそろ漂ってくるコンビナート臭。
タンクかわいい。
こんな感じで向こう側に見えてくると気分も高揚してくる。
道の反対側にも工場。モノレールに乗っていると対岸に見えるエリア。
浮島JCT付近の有名な例の場所へ。浮島バスターミナルが近いので三脚を抱えた人の姿もチラホラ。
ちょっとアップ。
遠くから。
よってみる。
こちらもアップ。
という感じで浮島近辺までやってきました。長くなりそうなので続きは「自転車で川崎2」へ!
ルート
より大きな地図で 小島新田から浮島 を表示
レインボーブリッジの下を疾走するジェット船を発見。かわいい。
ちょっとだけ拡大。はやそう。
あんまり船のこと詳しくないので調べてみたら、このジェット船はボーイング社が開発したものなんですね。正式名称は「ボーイング929」という。ボーイング社が船作ってるのかーという驚きがありますが、確かに「海を飛ぶ」わけですから得意分野といえばそうなのかも。
川崎重工がボーイング社のライセンスを受けて製造しているようです。
ジェットフォイルは、なぜ、“海を飛ぶ”のか? | 川崎重工
東京だと東海汽船によって竹芝から大島や神津島への航路があるみたい。
ジェット船 | 東海汽船
セブンアイランド友就航 | 東海汽船
どんだけ速いのか
速度が「約45ノット=時速約83キロ」といわれても他の船と比べてどれだけ速いのかわからない。
世界最大のコンテナ船(2013年10月現在)EMMA MAERSK(EMMA MAERSKを「ライブ船舶マップ」で確認)が20ノット=時速37キロぐらい。新日本海フェリー運航の「はまなす」で30.5ノット=時速約56キロ。そして競艇のボートが時速約80キロぐらい。
というかそもそも「船」に速度は求められていないだろうし限界もあるんだろうな。それにしてもジェットフォイルは速い。
いつか乗ってみるために
東京以外で乗るかもしれないしジェットフォイルを運行している海運会社一覧を…といいながら各社のWebサイトをを眺めてたら1時間ぐらい経ってた。。東京にいると意識しないけど船が必要なエリアって多いんだな(以下、すべて2013年10月現在のデータです)
佐渡汽船
新潟から両津までの航路がジェットフォイル。佐渡行ってみたい(佐渡観光協会)ちなみに佐渡へは新潟空港から佐渡空港まで新日本航空を使って行く方法もある。
九州郵船
博多から壱岐・対馬への航路がジェットフォイル。対馬も行ってみたい(対馬観光物産協会)ちなみに壱岐・対馬へは長崎空港からオリエンタルエアブリッジを使って行く方法もある。
九州商船
長崎から五島への航路がジェットフォイル。五島も行ってみたい(五島市観光協会)五島へは長崎・福岡からオリエンタルエアブリッジで行ける。
鹿児島商船・コスモライン
鹿児島・指宿から種子島・屋久島への航路がジェットフォイル。屋久島も種子島も行ってみたい(屋久島観光協会)(種子島観光協会)ちなみに種子島・屋久島へは鹿児島空港からJAL・JACで行ける。
JR九州高速船
博多から釜山までの航路がジェットフォイル。 というか博多から釜山まで近い。釜山なら東京からだと飛行機で行った方が近いので使う機会はなさそう。
というわけで
大島、神津島、佐渡、壱岐、対馬、五島、屋久島、種子島に旅行するならば選択肢に入ってきそうですね。近そうで遠い大きめの島にはちゃんとジェットフォイルの航路がある感じ。あんまり「島」に興味なかったけど、少しだけ気になってきました。
そろそろ涼しくなってきたので自転車で三鷹の自宅から「ひばりヶ丘団地」と「東久留米団地」まで走ってきました。気軽に行ける範囲の団地も、どんどん建て替えが進んでるなーとしみじみ。
公団ひばりヶ丘団地 | 公団ウォーカー
公団東久留米団地 | 公団ウォーカー
ひばりヶ丘団地。スターハウス残ってる。管理事務所として使われてるそう。
テラスハウス(118号棟)も残ってた。
もう給水塔はありませんでした。団地日和というDVDで以前のひばりヶ丘団地の姿をみることができます(一緒に収録されてる「団地への招待」も必見)
そして東久留米駅方面に向かうため「たての緑地」へ。(中島飛行機から独立した)中島航空金属の引込線跡らしい。
旧中島航空金属田無製造所専用線跡(たての緑地) | Natrium’s
中島航空金属への引き込み線 | 思い出鉄道紀行
鉄塔充
鉄塔充
鉄塔充
鉄塔充
そして東久留米団地。
商店街ガラン。
楽しい お買物
壊してる。
フェンスに囲われてる
という感じでグルリとまわってきました。古い建物が無くなるのは寂しいし、建て替えに伴う問題もあるんだろうけど、住んでる人が楽しそうな休日の光景にグッときました。やっぱり団地っていいな。
後に予定が控えていたので、もうちょっと周囲をまわりたかったけど断念。走行距離22km、3時間ぐらいの旅でした。
なんとなく東陽町から海に向かって歩いてみました。東京オリンピックに向けて大きく変わるであろうエリアです。
それでは、写真で振り返ってみます。
東京メトロ東西線車庫の車庫。車庫の屋根が東西線カラーなんですよ。
京葉線が地下から出るところ。
汐見運河。このへんは運河だらけ。
辰巳あけぼの住宅。かっこいいV字型。ロケーションも含めて大好き。
辰巳一丁目アパート。とっても有名な団地です。立ち寄ると日没前に次のスポットに辿り着けないので外側から眺めます。
辰巳ジャンクション。都心にある江戸橋JCT・箱崎JCT・両国JCTなどは「入ってくる大量の交通を捌いてるダイナミックさ」という感じで、すこし都心の外側にある辰巳JCTなどは「内と外に大量の交通が流れるダイナミックさ」という感じ(なんのこっちゃ)
曙運河・あけぼの水門。
都内を歩くたびに、住戸の供給とか交通網の整備とか「東京って(都市って)よく出来てるな」という当たり前のことに感心します。
いろんな事情で、うまくいってなくても、なんとか折り合いをつけて支えてくれてます。
東京オリンピックに向けて大きく変わるだろうし、その先にあるインフラの老朽化とか人口減少の問題などなど、都市を最適化しなくちゃいけないことは沢山ありそう。
そんなことを考えながら歩いてました。
17号線を走っていたらカッコいい給水塔を発見したので寄り道。上尾シラコバト住宅です。
どうやらこの写真の24号棟は解体されるみたい。
外からちょっとだけ撮影させていただきました。
たまたま近くを通りかかったので憧れの「オートパーラー上尾」に立ち寄ってみました。上尾市の国道17号線沿いにあります(所在地と地図は下記)
ちなみに国道17号線は日本橋が起点なんですよね。日本橋から万世橋交差点までは「中央通り」と呼ばれて、室町三丁目交差点から「国道17号線」になるようです。つまり、日本橋から道なりに走ればオートパーラー上尾に到着することになります。それでは写真で振り返ってみます。
オートパーラー上尾を正面から。怖い雰囲気あるのかなと気になっていましたが、そんなことありませんでした。結構にぎわってます。
疾走感のあるロゴかっこいい。黄色い壁面が印象的。
自動販売機コーナー。飲料の自動販売機だけではなく、もちろん「ラーメン」「うどん」「トーストサンド」など食べ物の自動販売機も充実しています。机と椅子が置かれた居心地のいい空間です。
トーストサンドの自動販売機を遠くから。
トーストサンドは「チーズハム」「コンビーフ」2種類あります。
こんなふうにトーストサンドはアルミホイルに包まれて提供されます。瓶コーラと最高の組み合わせ。
トーストサンドうまい!たっぷりチーズでトーストはカリカリ。近所にあったら通いたい。
うどんもうまい。汁物とトーストで満足感あります。
近所に「オートレストラン鉄剣タロー」「オートパーラーまんぷく」という名店もあるので機会があったらハシゴしたいですね。
オートパーラー上尾はこちら
大きな地図で見る
そもそもオートパーラーとは?
19世紀後半ドイツに出現した自動販売機を利用したレストラン「アウトマート」がアメリカに伝わり「オートマット」として発展。それが日本に持ち込まれて「オートパーラー」としてオープンします。このNewYorkのAutomat とか渋くてすてき。
自動販売機が主体の「アウトマート=オートパーラー」の派生形として、いまほどコンビニや外食チェーンが溢れていなかったころ、長距離トラックドライバーなどを対象に幹線道路沿いに「オートレストラン」が広まっていきます。オートパーラー上尾も形式としては「オートレストラン」ということですね。
参考:アウトマート – Wikipedia
とても参考になったサイト
オートパーラー上尾 | 黄昏ドライブイン
オートパーラー上尾 | 懐かし自販機
なつかし自販機巡礼の旅、埼玉編 | DPZ
横十間川沿いを歩いていると錦糸公園の裏あたりに古そうな建物があります。どうやら大日ゴムという会社の工場らしい。錦糸町オリナスは精工舎の跡地に立ってますし(精工舎事務所棟(墨田区太平) | TIMEKEEPER)、この写真を撮影した近所には日清紡績の工場があったみたい(しかも創業の地)
このへんの川沿いは工場だらけだったんですね。
大山さんの記事「コインランドリーってなんかすてきじゃない?」が面白かったので、なにか自分も撮ってなかったかなと探してみたら、三鷹にあるコインランドリーとスナックが同居してる物件の写真が出てきました。
扉に書いてある「コインランドリー」の文字、置いてある観葉植物、穴があいてる装テンなどなど、全体的にいい感じですね。そもそもスナックの横にあるのが素晴らしいんですよ。洗濯してるあいだに軽く飲めますから。
店内の写真を撮りそびれて激しく後悔してます。再訪したいです。
旧中川沿いを歩いていたら解体中の工場を発見。新しい工場を作るのか、それとも廃業されてしまったのかわからないけど寂しい光景です。
近くにあったセメント工場
近くにあった立派な富士塚(平井浅間神社)
富士塚の後ろに見える亀戸九丁目住宅
小さなポンプってかわいいですよね
なんとなく東大島から平井まで旧中川沿いを歩いてみましたが、2km弱ぐらいの間にいろいろあって楽しい。まさか富士塚があるとは思いませんでした。またそのうち歩いてみよう。
以前「飛び出した寿司屋の庭」という記事を書きましたが、これは「飛び出したマンションのベランダ」なんです。
このマンション、修繕中で外壁がシートに覆われてるのです。日当りが悪くなったベランダの植物たちを救うべく、こうやって仮設の庭園が現れました。
築15年ぐらいのマンションなので立派に育った植木もありますね。本来おもてに出ることのない、いろんなお宅のベランダが垣間見えて面白い!
大山さんの記事(「住宅都市整理公団」別棟 : 東京の中心は空虚ではない)が面白すぎる。そして我慢できずに、記事の最後に登場した路線図を購入してしまいました。
Zero Per Zero Railway City Map
この路線図はソウルで活動しているデザイナーユニット Zero Per Zero のもの。大阪と北海道の路線図もあったので同時にゲット!SHOPメニューから「International purchasing」を選ぶと注文できます。EMS(国際スピード郵便)を使って3日ぐらいで届きました。はやい。
ケースを開くとこんな感じ
路線図はこんな感じ
裏は地図になってます
こんなのもある
Zero Per Zero と TRAINIARTのコラボグッズもカッコいい。マグカップとかポーチとかトートバッグまである。欲しすぎる!
寿司屋の前にある(石川初さん仰るところの)パーソナル・ランドスケープのような飛び出した庭。パブリックとプライベートのギリギリ感が素晴らしい。
アジサイ、マツ、カエデなどなど寿司屋っぽいラインナップ。どんどん育ったら、この一角だけ日本庭園になってしまうんじゃないか。
土地の所有者がわからないので(もしかしたら寿司屋の土地かもしれない)なんともいえないけど、「けしからん」って声を荒げる人もいるんだろうな。「私物化するな」「行政は正しく管理しろ」みたいな。
それで「正しく管理します」って更地にしてアスファルト舗装されたら笑い話にならない。また数年後に訪れてみよう。
その道では有名な「RoadJapan」”のがな”さんによる「被災地の道」の写真集。特別なモニュメントではない。言ってしまえば「ただの道」。でもどうしても普段その道を利用している人達のことが浮かんでくるし、道を撮りつづけてきた著者の気持ちを考えてもページをめくる手が重くなる。
僕だって「ただの団地」が好きだ。「ただの橋脚」が頑張ってるのは頼もしくて惚れ惚れすることもある。そんな「ただの道」がこんなにも意味を持ってしまうのはなんともツラい。
大山顕さんが常々仰ってるように「意味が分かると納得してそれ以上見ることをやめてしまう」のはもったいない。いま目の前にある「ただの道」だって面白さはある。
意味が分かると納得してそれ以上見ることをやめてしまいます。そうではなくて、まず形を見てあなたの街にこんな変な形があるということを面白がってほしいのです。
引用元:DUEStudies – Interview 大山顕
意味を持ってしまった道の先に「ただの道」があって、その面白さ(大切さ)に気付くことができたら素敵なことなんじゃないかな。
写真集は現在通販の準備もされているそう。またゲンロンカフェでの取り扱いもあるとか。
「チェルノブイリ・ダークツーリズムガイド」出版に際して行われた
トークショーに参加したのですが、主催の東浩紀様がなんとこのRoadJapanをご存知でした!
持ち合わせていた夏コミで販売予定の写真集「道だけが残った、その先に」をお見せしたところ、
何冊か扱いたいとお話をいただきました。ありがたい。感謝です!
引用元:「道だけが残った、その先に」先行販売のお知らせ – RoadJapan
ぜひ手に取ってみて欲しい1冊です。
コミケでご一緒させていただいた東京エスカレーター田村さんの新刊。いわく「エスカレーター専門ファッション誌」わかるようなわからないような。Numéroを目指してるらしい。
おしらせ:8/11コミックマーケット84に出展します&新刊だします – 東京エスカレーター取材日記
でもね読んだら素晴らしいんですよこれが。写真は大きくてカッコいいし(かわいいし)、説明もわかりやすいし、コラムも面白いし。圧倒的欲しい感。お昼過ぎには完売しちゃったのも納得。
コミケのいちばんすごいところは「ここにしか売ってない本」がものすごくたくさんあって、かつ、「ここにしか売ってない」という理由で売れることだ。
引用元:コミケ84たのしかった – tokyoescalatorgirl
今までコミケ・超文学フリマ・デザフェスでご一緒したんだけど、田村さんが書いてるとおりだったな。コミケの反応速度はすごい。財布の紐って概念のない世界だし、販売するんじゃなくて「欲しいものを有償でお分けする」そんな理念の場所ですから。欲しいと思ったら即ゲットですよ。
ほんとに素晴らしい冊子なので次号も楽しみ。デアゴスティーニみたいに何号も出るらしいですよ。ちなみに既刊の「東京エスカレーターガール」は以下で購入できます。
製本版チケット-東京エスカレーターガール
PDFダウンロード版-東京エスカレーターガール
東京エスカレーターガール(電子文庫版) [Kindle版]
100ページフルカラーという無茶なことやってるので製本版がオススメ。
輪行できる自転車が欲しい。
輪行(りんこう)とは、自転車の乗員が自転車を公共交通機関(鉄道~船~飛行機など)を使用して運ぶこと。
引用元:輪行 – Wikipedia
軽くて小さくて丈夫で安ければいい。ということで熟慮を重ねた結果たどり着いたのが「FIAT AL-FDB140」という折り畳み自転車。
「自動車メーカーの自転車とか大丈夫なの?」って心配だけど、折り畳み自転車で有名なDAHONのOEMなのでモノはよさそう。FIATは名前を貸してるだけなのかな。ちなみに現在乗っているのがDAHONのBoardwalkなのでDAHONに愛着あるのも理由のひとつです。
とはいえ14インチの乗り心地は気になるので、実際試乗してから買いたいな。ああ早く欲しい欲しい。そしたらとりあえず川崎の工場をグルグルまわるんだ。
(購入先検討)Amazon
在庫があればすぐ届くのが魅力的。防犯登録は自分でしなくてはなりませんが、大きめのスーパーの自転車売り場に行けば嫌な顔することなく登録してくれるらしい。たしかに町の自転車屋さんに持ち込むのは気が引けます。
(FIAT AL-FDB140 と DAHON Boardwalk )
(購入先検討)量販店
どうしても日頃の癖でAmazonで購入するのがファーストチョイスになってしまいますが、、
・試乗したい
・購入時に防犯登録したい
・出来れば軽く整備してもらいたい
というポイントを考えれば実店舗で購入したいところ。そこで(ネットでの情報をもとに)販売実績ありそうないくつかの量販店(ヨドバシカメラ、東急ハンズなど)をまわってみましたが、置いてる店はありませんでした。取り寄せて自宅まで配送してくれるところもありましたが、それだったら通販と一緒ですもんね。
(購入先検討)販売元のコンセプトショップ
どうしても試乗したいのであれば販売元GICのコンセプトショップが横浜と埼玉にあるみたいなので、行ってしまうのもありですね。たぶん展示しているでしょうし(要確認)。我が家からちょっと遠いのが悩ましい。
(購入先検討)サイクルベースあさひ
サイクルベースあさひ だとネット通販でも防犯老録してくれるし、購入したパーツを取り付けて発送してくれるみたい。AL-FDB140はペダルが折り畳みじゃないので交換したほうがいいらしいので取り付けてくれるのはありがたい。
通販で購入して店舗で受け取ることもできるらしいけど、AL-FDB140は対象外みたい。購入後店舗に持ち込めば点検してくれるのもいいな。うーん。ここで決定かな。
(追記)ここで買いました。
買ったらやりたいこと
新富士に行きたい。都心を自転車で走ってみたい。多摩エリアの西武線とJR線が絡みあったらへんを散策したい。三鷹→町田ぐらいまで走ってみたい(コレはちょっと厳しいかな)。新幹線に乗ってどこかにいってみたい。などなど。などなど。
あぁ欲しい…。