東京に住んでいると「工場でも見に行こうかな」と思い立つと、だいたい川崎が第一候補になります。ちょっと鹿島まで足を伸ばしてみようかな、そんな気分のときもあるでしょう。磯子はちょっと遠いのです。新宿から50分くらいなんですけどね。「横浜の先」というのは若干のアウェイ感あるものなのです。それでもたまには磯子へ向かってみました。
磯子は工場まで距離があるので、かなり望遠じゃないと厳しいんですよね。このときもNikon1に200mmをつけて(35mm換算で545mm相当)挑みました(冒頭の写真)しかも夏場だったのでガスってるし、到着してすぐ冬場に再訪しようと心に誓います。
磯子駅から撮影スポットの東京ガス前らへんまでは、歩いて30分くらいかかるので、市営バス「南部水再生センター」行きのバスに乗りました。磯子駅東口のちょっと離れたところにバス停があります。バスを待っている間に磯子三丁目団地の写真を。
到着すると釣り人で賑わってます。引いてみると、こんな感じ。
南横浜火力発電所。かっこいい。
なにげない風景にタンク。もっと色々まわってみる予定でしたが、当日は猛暑日だったので気力がなくなり、中華街で買い物して帰りました。
通りかかるたびに可愛いなと印象に残っていた建物が、いかにも解体間近という感じに…。調べてみると印刷局の宿舎だったんですね。どうやら以下のような整備事業が進められているみたい。この辺りも、どんどん高層ビルが増えてますね。
西新宿五丁目北地区防災街区整備事業(支援地区)
http://www.city.shinjuku.lg.jp/kusei/file13_05_00015.html
都内いたるところで再開発が進んでるので、ちゃんと写真で残しておかなくちゃ。ちょっとしたことでも。ということで、1年ぶりくらいにブログを更新してみました。
僕もワークショップに参加させてもらった国立文庫(くにたちぶんこ)の第二版が国立本店(くにたちほんてん)で販売中です。
国立文庫とは…
ワークショップの参加者が腕章をつけて街に飛び出し、暮らしてる人たちに突撃取材します。
それらをもとに編集室の方たちと文庫目録(=文庫本の後ろに載ってたり、書店のレジ付近に置いてある、タイトルと著者、ざっくりしたあらすじが書いてあるアレ)を作ってしまおう…というアーティストの木村健世さんが手掛けるプロジェクト。
詳細はこちらの記事がわかりやすいです。すてき! → 街を“物語”で体験する、『国立文庫』プロジェクト
http://chikyu-no-cocolo.cocolog-nifty.com/blog/2014/07/post-9383.html
こちらの記事も素敵!取材したお店のことや国立文庫からの抜粋も! →物語の先に続くもの。~47編のまちの物語『国立文庫』~ 人びとの暮らしが紡ぎ出す、たくさんの物語http://www.nonowa.co.jp/areamagazine/blog/201505/01.html
取材してみると
街にいる知らない人たちも、話を聞いてみると文庫本にできるくらいの物語を抱えてたりするんですよね。いろんな人生ありますから。
僕が取材したところだと、山野草を扱う謎の店とか、谷保天満宮でお焚き上げをしてた男性とか。驚くような事実もあれば、ささやかな心動かされる出来事もあります。
腕章をつけると「取材する側される側」の関係がスッと築けるので、いろいろ聞き出せちゃうのも面白いですね。
そんな街に溢れた物語たちを切り取ったものが国立文庫…というわけです。
少し脱線
初版に掲載された座談会のやりとりで「ナンパしてみたくなった」などと口走ってしまいました。もちろん冗談ですよ。それぐらい「ふつうの人(悪い意味ではなく)」の話が楽しかったんでしょうね。
歩いてる人に片っぱしから声を掛けたくなる衝動(それじゃ危ない人になってしまう)というか。やっぱおもしれーな世界と日常っていう。
ということで重版です
国立文庫は無料で1000部ほど頒布していました。それもあっという間に無くなってしまい重版となりました。
そして第二版は値段(300円)をつけて販売しています。販売するというのは意味がまた変わってくるので、これもまた新しい挑戦なんでしょうね。応援したいので、こうやってブログに書いてます。
国立にある国立本店という場所で売ってますので、フラッと訪れてみるのはいかがでしょうか?
お店にいるメンバーさんに国立本店の活動について聞いてみたり、国立文庫を持って国立を散策してみたり、ちょっと良さげな休日が過ごせるような気がします。
国立本店はこちら
http://kunitachihonten.info
蘇我にあるJEFスチールの工場を Nikon1 J1 + マウントアダプター FT1 + AF-S DX NIKKOR 18-55mm f/3.5-5.6G VR で撮影してみました。めっちゃ寄れて楽しい!
ざっくり計算してみる
(あまりカメラのこと詳しくないので間違ってたらごめんなさい)Nikon1はレンズを装着すると2.7倍相当の画角になるらしい。つまり手元にある望遠レンズをFT1かまして着けると超望遠になるわけです。ざっくり計算してみると、、
・55mmだと「55mm × 2.7 = 148mm」
・200mmだと「200mm × 2.7 = 540mm」
ニコンのデジタル一眼レフで(2013年現在)採用されてるDXフォーマットだと画角は1.5倍相当になるらしいので、
・300mmだと「300mm × 1.5 = 450mm」
・400mmだと「400mm × 1.5 = 600mm」
手軽で素敵
400mmのレンズを調べてみたら、いい値段するんですよね。そりゃ性能的には劣るかもしれませんが、手軽な値段で楽しめる Nikon1 + FT1 の組み合わせ素晴らしい。
そんなふうに超望遠を楽しみながらも、10mmのレンズを着ければコンデジサイズになるのもいいですね。デジタル一眼レフも持ってますけど、さすがに毎日は持ち歩けませんから。
手持ちのレンズをみてみると
単焦点の明るいレンズ AF-S NIKKOR 50mm f/1.4G を持っているので「50mm × 2.7 = 135mm」ということになります。これはAF-S NIKKOR 85mm f/1.4G の「85mm × 1.5 = 127.5mm」と同じぐらいなので、希望小売価格 ¥63,000 のレンズが希望小売価格 ¥225,750 になったともいえます(強引)
サブ機としてちょう楽しい。ニコンの思うつぼです。
ということで、テスト撮影でした。
自転車で川崎2からの続き。既に3時間ぐらい走行&撮影しているのでコンビニで休憩しつつ千鳥町にやってきました。有名エリアなのでカメラを抱えた人が多い。
暮れてきた。
こういう「ちょっと外からみた感じ」好き。
プレハブも含めて好きなんですよここ。
ここも好きだな。
そして有名な場所にきた。
灯りだした。
キラキラしだした。
ちょっとアップ。
それにしても全然夜景を撮ってないですね。自転車なので大きな三脚を持参できなかったのと、疲れ果ててじっくり撮るのが辛かったというのが実情です(ダメじゃん)
ということで夜景を撮りにきた人も増えてきたので早めに撤収。本当は汐留橋とか水江運河らへんまで足を伸ばす予定だったけどもう限界です。(土日は本数少ないけれど)すぐ近くにある「市営埠頭」から川崎駅行きの始発バスがあるので輪行するには嬉しい。
という感じで4時間ぐらいグルグルしてみました。結論としては車で行ったほうが楽だけど、自転車なりの楽しさもあるなーという感じでしょうか。
ルート
より大きな地図で 千鳥町 を表示
自転車で川崎1からの続きです。せっかく自転車で来ているので、バス+徒歩だと行きづらい浮島の真ん中らへんに向かいます。
タンクと鉄塔。道路の左側は線路。
道路の右側はグニャグニャが続く。
グニャグニャ2
グニャグニャ3
グニャグニャ4
有名な場所。
チラリ。
電気を引き込んでる。
この辺りで時間をつぶして夜景を満喫してもいいのですが、昼間の工場も好きなので、日が残っているうちに千鳥町へ向かいます。少し疲れてきたので先を急ぎたい気持ちもあったり。というわけで自転車で川崎3に続きます。
ルート
より大きな地図で 浮島から千鳥町 を表示
車を持ってないので、折り畳み自転車を担いで川崎の工場を訪れてみました。京急大師線の終着、小島新田を起点にします。京急川崎から10分ぐらい。川崎駅からバスで行ってもよかったんですけど、輪行するなら広い電車の方が安心。まずは川崎浮島JCT方面を目指します。
神奈川臨海鉄道の末広町駅。そろそろ漂ってくるコンビナート臭。
タンクかわいい。
こんな感じで向こう側に見えてくると気分も高揚してくる。
道の反対側にも工場。モノレールに乗っていると対岸に見えるエリア。
浮島JCT付近の有名な例の場所へ。浮島バスターミナルが近いので三脚を抱えた人の姿もチラホラ。
ちょっとアップ。
遠くから。
よってみる。
こちらもアップ。
という感じで浮島近辺までやってきました。長くなりそうなので続きは「自転車で川崎2」へ!
ルート
より大きな地図で 小島新田から浮島 を表示
レインボーブリッジの下を疾走するジェット船を発見。かわいい。
ちょっとだけ拡大。はやそう。
あんまり船のこと詳しくないので調べてみたら、このジェット船はボーイング社が開発したものなんですね。正式名称は「ボーイング929」という。ボーイング社が船作ってるのかーという驚きがありますが、確かに「海を飛ぶ」わけですから得意分野といえばそうなのかも。
川崎重工がボーイング社のライセンスを受けて製造しているようです。
ジェットフォイルは、なぜ、“海を飛ぶ”のか? | 川崎重工
東京だと東海汽船によって竹芝から大島や神津島への航路があるみたい。
ジェット船 | 東海汽船
セブンアイランド友就航 | 東海汽船
どんだけ速いのか
速度が「約45ノット=時速約83キロ」といわれても他の船と比べてどれだけ速いのかわからない。
世界最大のコンテナ船(2013年10月現在)EMMA MAERSK(EMMA MAERSKを「ライブ船舶マップ」で確認)が20ノット=時速37キロぐらい。新日本海フェリー運航の「はまなす」で30.5ノット=時速約56キロ。そして競艇のボートが時速約80キロぐらい。
というかそもそも「船」に速度は求められていないだろうし限界もあるんだろうな。それにしてもジェットフォイルは速い。
いつか乗ってみるために
東京以外で乗るかもしれないしジェットフォイルを運行している海運会社一覧を…といいながら各社のWebサイトをを眺めてたら1時間ぐらい経ってた。。東京にいると意識しないけど船が必要なエリアって多いんだな(以下、すべて2013年10月現在のデータです)
佐渡汽船
新潟から両津までの航路がジェットフォイル。佐渡行ってみたい(佐渡観光協会)ちなみに佐渡へは新潟空港から佐渡空港まで新日本航空を使って行く方法もある。
九州郵船
博多から壱岐・対馬への航路がジェットフォイル。対馬も行ってみたい(対馬観光物産協会)ちなみに壱岐・対馬へは長崎空港からオリエンタルエアブリッジを使って行く方法もある。
九州商船
長崎から五島への航路がジェットフォイル。五島も行ってみたい(五島市観光協会)五島へは長崎・福岡からオリエンタルエアブリッジで行ける。
鹿児島商船・コスモライン
鹿児島・指宿から種子島・屋久島への航路がジェットフォイル。屋久島も種子島も行ってみたい(屋久島観光協会)(種子島観光協会)ちなみに種子島・屋久島へは鹿児島空港からJAL・JACで行ける。
JR九州高速船
博多から釜山までの航路がジェットフォイル。 というか博多から釜山まで近い。釜山なら東京からだと飛行機で行った方が近いので使う機会はなさそう。
というわけで
大島、神津島、佐渡、壱岐、対馬、五島、屋久島、種子島に旅行するならば選択肢に入ってきそうですね。近そうで遠い大きめの島にはちゃんとジェットフォイルの航路がある感じ。あんまり「島」に興味なかったけど、少しだけ気になってきました。
そろそろ涼しくなってきたので自転車で三鷹の自宅から「ひばりヶ丘団地」と「東久留米団地」まで走ってきました。気軽に行ける範囲の団地も、どんどん建て替えが進んでるなーとしみじみ。
公団ひばりヶ丘団地 | 公団ウォーカー
公団東久留米団地 | 公団ウォーカー
ひばりヶ丘団地。スターハウス残ってる。管理事務所として使われてるそう。
テラスハウス(118号棟)も残ってた。
もう給水塔はありませんでした。団地日和というDVDで以前のひばりヶ丘団地の姿をみることができます(一緒に収録されてる「団地への招待」も必見)
そして東久留米駅方面に向かうため「たての緑地」へ。(中島飛行機から独立した)中島航空金属の引込線跡らしい。
旧中島航空金属田無製造所専用線跡(たての緑地) | Natrium’s
中島航空金属への引き込み線 | 思い出鉄道紀行
鉄塔充
鉄塔充
鉄塔充
鉄塔充
そして東久留米団地。
商店街ガラン。
楽しい お買物
壊してる。
フェンスに囲われてる
という感じでグルリとまわってきました。古い建物が無くなるのは寂しいし、建て替えに伴う問題もあるんだろうけど、住んでる人が楽しそうな休日の光景にグッときました。やっぱり団地っていいな。
後に予定が控えていたので、もうちょっと周囲をまわりたかったけど断念。走行距離22km、3時間ぐらいの旅でした。