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たまにやってくる「定番ものを買って試してみよう」という気持ちになってる。長く売れているものには理由があるはず。

ということで、ナルゲンの1リットルボトルを購入した。なぜ水筒が欲しくなったのかという動機から話せば長くなる。

水筒・ボトルがほしくなった理由

外出するときコンビニで100円の麦茶or烏龍茶を買うのがお決まりだった。お茶をドリンクコーナーから持ってきてレジに100円玉を置いて「このままでいいです」と宣言してバーコード部にシールを貼ってもらい店を出る。

しかし、いつのまにか客が支払い方法を選ぶレジが増えた。お茶をドリンクコーナーから持ってきて決済方法から交通系ICを選んでカードをタッチして購入する。

さほど手間は変わってないし、さまざまな方法で決済しやすくなり便利になったのだが、なぜか「面倒くさい」と思うようになってしまった。タッチ決済よりもワンコインのほうが強い。

そして、はるか昔から浮かんでは消える「ペットボトル代もったいないし水筒を持ち歩いたほうがいいんじゃない?」という疑念が頭をよぎる。

水筒選びの歴史

そうなのだ。今までも何度か水筒を生活に取り入れようと試みてきた。今さらだが、それでも水筒生活が定着しなかった理由に気付いた。今まで買ってきた水筒は、いわゆるシンプルな水筒=ボトルではなく魔法瓶水筒だったからだ!

いくら保温保冷できる水筒が素晴らしくても、自分が求めているもの=ペットボトルの代わりにはならない。

「温かいものや冷たいものがそのまま飲めるなんていいな」「こんなにスリムなボトルもあるんだ」「パッキンも外しやすくて洗いやすそう」魔法瓶水筒の魅力に抗うのは難しく、象印やサーモスを買ってしまう。

ペットボトルに保温保冷機能などないのだ。飲み物を入れられて、丈夫で、メンテナンスしやすければいい。ということでシンプルなボトルを探すことになる。

なぜナルゲン?

冒頭にも書いたが「定番ものを信じてみよう」とナルゲンを選んだ。ただのボトルにしては高い。使い捨て前提で100均の安いボトルにする選択肢もある。

いろんなレビューも読んだ。たまに「昔のモデルはよかったのにモデルチェンジしたら品質が悪くなった」なんてケースもあるから慎重になる。どうやらナルゲンはそんなことなく変わらず高品質らしい。「ボトルが割れた」「プラスチックのバリが気になる」といったクチコミもあるが、全体からするとレアケースに思える。信じてみよう。

ナルゲンのボトルに満足した?

1ヶ月くらい使ってみた感想として、大満足している。まず、漏れなくて丈夫という基本がしっかりしてるのがいい。キャップが大きいからホールド感がよく、しっかり蓋を締められる。蓋の構造もそうだが、漏れない秘訣のひとつは締めやすさにあるのでは?

なによりも「すこし雑に扱っても壊れないであろう」という安心感があるから使いたくなる。

1Lというサイズもいい。500mlボトルも購入したのだが、飲み口が大きくてたくさん飲めるから、すぐに半分くらい飲んでしまい物足りない。日ごろリュックで移動している人ならば1Lサイズでも苦なく持ち歩けるはず。

ナルゲンを買って気付いたこと

上記のとおりナルゲンは飲み口が大きい。飲むときに口から溢れさせてしまう人もいるだろう。500mlのナルゲンボトルを持ち歩いて、思ったよりも減りが激しい=ひと口でたくさん飲んでいることに気がついた。

お茶などをペットボトルで飲むとき、少量ずつ飲んでいたことになる。それでも不満はなかった。飲み口が大きいと身体が求めるままに飲んでしまうことになる。糖分やカフェインの過剰摂取にならないよう配慮する必要もありそう。

ナルゲンボトルの洗い方

100均で売ってる棒の先にスポンジのついたやつに食器用洗剤をつけて優しく洗ってます。それだけだと気になるので、たまにキッチン泡ハイターを噴射→放置→水を入れて振るくらいのメンテナンスはしてる。

昔のモデルはハイターに弱いという話も見かけたので注意が必要そう。このあたりは自己責任で!

ということで

とりあえず買ってみて大満足なので、あとは耐久性など長期間使ってみてどうなのかというポイントくらい。みんな計算することだと思うけど、ナルゲンボトルは2,000円くらい。100円のペットボトルを買ったとすれば20本分。麦茶なら1回分入れたとしても数円だ。20回使えば元が取れることになる。

もう20回は使っているから、ここから先は得するだけ!買ってよかった!

一眼レフで写真を撮りはじめてから20年以上が経つ。そこそこ長い趣味なのだが「撮れてたらいい」というスタンスだったし、「たくさん撮ったら何枚か成功しているだろ」という理由で、まだデジタル一眼レフが普及する前の2002年にニコンD100を導入したり、あまりカメラに詳しくないまま写真を撮り続けている。

という前書きが必要なくらい、ブログに写真を載せたりカメラのことを書くのは恐ろしい。恐ろしいと勝手に思っているだけかもしれないが、アマチュアを自称したプロみたいな人たちが目を光らせているイメージ。ということで、この記事は「あまり詳しくない人が書いてるんだな」と温かい目で見守っていただきたい…!

2021年は8年ぶりに「中秋の明月」が満月になるらしい。なんとなく満月を撮影したくなった。「せっかくなら撮っておくか」くらいの軽い気持ちだ。こんなとき我が家には「NIkon1」とマウントアダプター「FT1」があるのだ。これにレンズを装着すると焦点距離が2.7倍になる。300mmのレンズが810mm相当の超望遠レンズに!

こんな感じで、そこそこクレーターまでくっきり撮れてる。使ってるレンズは「AF-P DX NIKKOR 70-300mm f/4.5-6.3G ED VR 」という4万円(中古1万円)くらいのレンズ(参考:https://kakaku.com/item/K0000902955

けっきょく重たいレンズは持ち歩かない、という自分の性格をわかってるから、とにかく「軽くて安い」ことを重視した。気軽に持ち歩けるから、普通は超望遠で撮らないような景色を超望遠で撮るのも楽しいし、月みたいな本格的に超望遠が必要な対象でも、けっこう撮れるのが素晴らしい。


雲にかかるのを待ってから動画も撮ってみた。めちゃくちゃ不穏な感じに…。

たとえ旅行しても人と接触する機会が少なければ新型コロナ感染のリスクが少ないことは理解しているのだが、どうしても遠征するのは気が引ける。不要不急の外出、そして東京都から他県に移動しないようにという要請をちゃんと守っていた。

旅行なんてもってのほかという厳しい状況にある医療従事者や、コロナにより経済的に困窮している方々のことを考えると後ろめたい。要請だけではなく、自粛しなくてはならないという空気もある。さまざまな見えないラインを感じとりながら、自分の身体と精神を守らなくてはならない。その状況自体に疲れている。

そして、緊急事態宣言が3月21日に解除されるということで、うちから30分くらい、近所といってもいいくらいの距離にある山の上ホテルに泊まってきた。同じように近場に泊まって旅行気分を味わおうとした人も多かったんじゃないでしょうか。

本来はGoToトラベルを利用して1月に宿泊予定だったのだが、緊急事態宣言の発出により断念。そのリベンジになる。宿泊予約してからも東京の感染者数は増加傾向が続き、どうなるか不安だった(後日補足:4月5日から「まん延防止等重点措置」が発出されて、そのまま緊急事態宣言に移行。9月30日まで続くことになる)

山の上ホテルといえば、御茶ノ水駅の近くにあって、看板を見かけることはあるけど、中に入ったことのない存在だった。歴史もあり多くの文豪が愛したらしい……という情報は知っている。あと、あのあたりは明治大学と日本大学の校舎がたくさんあって囲まれてる印象。

本館は「佐藤新興生活館」として1937年(昭和12年)に完成。その後、1954年(昭和29年)ホテルとして開業した。設計は「けいおん!」の桜が丘女子高等学校のモデルとなった豊郷小学校を設計したことでお馴染み(偏った情報)のウィリアム・メレル・ヴォーリズだ。

金曜日だったので仕事が終わってからチェックインした。部屋数の少ないホテルということを差し引いても、コロナの影響なのか、ひっそりしている感じ。雰囲気のあるバーも営業時間を短縮中。

いちいち調度品やアメニティが素敵。歴史を感じられる室内にいるだけで旅情を感じられる。来てよかった!机の上にホテルオリジナルアイテムの「蛇腹便箋レターセット」が置いてあった。旅先で誰かに手紙を書くのも趣あるもの。書いたことなんてないけど。

レターセットなどグッズはこちらから購入できます
https://www.yamanoue-hotel.co.jp/shop/products/detail35.html

ちょっと寄って撮影してみる。いい感じの階数表示「3」と凝ってる階段の蹴上げ。

外食する気持ちにもならないし、部屋で簡単に夕食を済ませて館内をまわってみる。エントランスに止まった車から大きな荷物を抱えた人たちが入ってきた。他にも宿泊客がいるのがわかって安心する。

すこしだけ聞こえてきた会話の内容から推測すると、どうやら翌日に結婚式を控えているらしい。人気の式場であれば、かなり前から予約しなくてはならない。状況によっては延期しなくてはならないリクスを抱えながら結婚式するのは大変だ。緊急事態宣言が解除された状況でよかったと思っているだろう。

夜の御茶ノ水界隈を散歩してみた。時間は21時半ころ。飲食店の営業が21時までということもあり、飲み足りない人たちが公園に集まって酒盛りしている。まだ時間が浅いからかもしれないが、大騒ぎするような集団はおらず、みんな静かに飲んでいる。

歩道で輪になって大騒ぎしていたスーツ姿の男女5人組はカラオケ店に入っていった。カラオケ店には自粛要請が出ていないのだろうか。それとも要請を守っている余裕などなくなってしまったのか。このあと感染者数が爆発して、いわゆる「第5波」がやってこないかちょっとだけ心配になる。

写真はとくに本文とは関係なし(エアコンの配線やテントが格好よかったので撮った)あまり人のいない夜の街が面白かったので、けっこう距離を歩いてしまった。部屋に戻ってすぐに寝てしまう。

そして翌日、朝食はルームサービスで。テーブルに乗り切らないくらいたくさん。洋食と和食どちらも美味しい。久しぶりの「外食」ということになる。

部屋でのんびり過ごしてからチェックアウト。ホテルは最高で気分転換できたし、どこか重くるしかった気持ちが少しだけ軽くなった。それだけに、いつまで続くか分からないコロナ禍の生活に戻ることが憂鬱だった。ただ、それも仕方ないと思えるくらいコロナに慣れてしまっているのも事実なのだ。

ここからは帰り道で見かけたもの。大学の部室棟がなんかよかった。新しいビルのような校舎もあれば、ちょっと古めの建物もある。大規模再開発とは違って、少しずつ必要に駆られて開発されてきた街の雰囲気がある。不揃いで嫌だという人もいれば、それが魅力的という人もいるだろう。

路上飲みの痕跡なのか「鬼ころし」が置いてあった。遠くに旅行するのと違って、いきなり現実に戻れる。仕事後の金曜の夜から土曜日の昼過ぎくらいまで、あっという間の旅行だった。

出張ついでに沖縄の旅

2020年12月10日

沖縄出張だなんて楽しそうに思えるが、けっきょく朝から晩まで仕事しているから、晩飯と朝食バイキングで沖縄っぽいものを食べて、お土産に紅いもタルトなどを買うのが精一杯だったりする。

今回は少しだけ無理をしてビーチまで行ってみることにした。とにかく気分転換したかったのだ。かといって沖縄中部・北部のビーチまで足を伸ばす時間的な余裕もないため、南部にある「百名ビーチ」「新原ビーチ」を目的地とした。那覇市内から車で40分くらいでいける。

百名ビーチ

まずは百名ビーチに向かう。那覇から近いのに高速道路が通ってないから南部は穴場なんだろなってレンタカーで国道を走りながら思う。

あいにくの曇天だけど翌日から大雨だったのでギリギリセーフ。2020年の12月はとにかく連日雨だった。

自然が残っているビーチに行きたかったので正解だった。ビーチにはカイトサーフィンの準備をしている数人と瞑想してるっぽい1人だけ。

浜川御嶽という霊域。琉球を創った神「アマミキヨ」が神々の住む場所「ニライカナイ」からやってきて上陸した場所がこのあたりで、その旅の疲れを癒やした神聖な場所らしい。

大地のパワーがすごい。訪れてみてよかった。

新原ビーチ

新原ビーチはオンシーズンであればバナナボートやグラスボートなどのアクティビティも楽しめるようだ。

グラスボートは浜に揚げられてた。

昼ごはんは「食堂かりか」さん。本格的なネパールカレーが食べられる。ビーチでカレーを食べたかったんです。


お得なランチセット。とてもうまい。アラカルトも充実してるから(コロナ禍では難しいかもしれないけど)何人かで行ってシェアしたかったな。

とても雰囲気がいい。残念ながら仕事しなくちゃいけないので、カレーを食べてすぐ那覇市にトンボ返り。

そして仕事を終えたらホテルで「ポーたま」とオリオンビール。コロナ関係なく、晩飯はホテルで済ましてしまうことが多い。ひとり地元の居酒屋で美味いものを食べるような旅に憧れながらも、あれこれ買ってきてビジネスホテルで食う飯が好きなのだ。

2020年3月27日、打ち合わせの予定があり外出先のコメダ珈琲で昼飯を食べた。ここから2ヶ月以上も外食しなかった(できなかった)ことを記録に残しておきたい。さほど特別な食事ではないのだが、なんだか忘れられない食事だ。

この日の都内の感染者数は40人。数日前から感染者数が拡大しはじめ、世の中の緊張感は高まっていた。打ち合わせでは、10人中4人がマスクを着用せずにやってきて、そのうち3人は打ち合わせ時にマスクを着用、1人は「喋りづらい」と言いながら最後までマスクを着用しなかった。「3密」という言葉が叫ばれるようになる前のこと。こんな感じだった。


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